こんにちは!
公認会計士・クリエイター業専門税理士の三橋裕樹です!
独立開業するときにやるべきことを誰かに聞いたら、
ほぼ全員が「情報発信をやること」「作品を投稿したり配信活動をすること」と答えると思います。
SNSや動画投稿、ブログで知識や作品を発信して、
お客様になる可能性のある人に、存在を認知してもらうことがお仕事を獲得するための第一歩。
でも、実際にやってみないとその大変さって全然わからないものです。
続けないと人目に触れない、触れてもファンになるのは一握り
たとえばわたしがやってるブログでいえば、
思いついたときに書くスタイルで成果を出せるならそれが理想なのは間違いありません。
いまはもうブログという媒体そのものが以前と比べて下火にはなってることもあり、
人気ブロガーといわれる人たちでも、毎日長文のブログを投稿している人はそういないように思います。
1週間に1記事とかでも多いほうで、実際は書きたいときに書いてる人が多いんじゃないでしょうか。
だからといって、いまからブログを始めようと思ったとき、
「不定期投稿でもいいから思いついたときに書いてみる」スタイルでやってみると、
よほど取り扱うテーマがホットだったり飛びぬけて面白い内容じゃない限り、ぜんっぜん読まれません。
もともと根強いファンがいる人であれば、不定期の数少ない投稿でも読んでもらえるかもしれませんが、
それは完全にレアケース。書き続けないとそもそも人目に触れない。
なんなら毎日書いてても、ほとんどの場合読まれません。
さらに、何かの投稿でバズったりして人目に触れるチャンスがあっても、
継続的なファンになってくれる人はほんの一握りです。
戦略をしっかり立てたり、計画性を持って記事を書くことが無駄なんて思いませんが、
内容の質が高いかどうかだけで測れるものでもなくて、タイミングや運が絡む部分がかなり大きい。
これは作品投稿や動画投稿、配信活動にも同じことがいえると思っていて、
すっごく手間のかかった綺麗なイラストを毎日アップしてるのに、
ぜんぜん評価されずにタイムラインの波に流されていくのって珍しいことじゃないでしょう。
「なんでこんな有益な情報なのにぜんぜん伸びてないの?」
と思うようなYoutubeの動画、チャンネルもたくさんありますよね。
「絶対あの人より上手い」「自分の方が誠実に発信している」「わたしのほうが取れ高をつくれる」としても、
それが評価に結びつくかどうかは実力だけでは決まりません。
やったことがないと、根拠のないことを言ってしまう
なかにはあっという間にすごい評価を獲得する人もいるかもしれませんが、
情報発信をしている多くの人は、このもどかしさを多かれ少なかれ感じてると思うんです。
でも、実際に挑戦してみたことがないとその大変さとか苦しさをなかなか理解できずに、
「なんで情報発信しないんですか」「諦めずに毎日続ければ絶対評価されますよ」
という根拠のないことを深く考えずに言ってしまう。
「Youtubeやりなよ」
「もっとXで税金のことポストしなよ」
「TikTokなんでやらないの?」
「何か極めて〇〇系税理士になりなよ」
「いまはnoteが流行ってるらしいよ」
わたしも周りの人に何度も言われてきて、そのたびに「うーん」という気持ちを抱いてきました。
ただ、わたしも情報発信を続けてきた経験がなければ、同じことをお客様に言っていたと思います。
「続ければ必ず報われる」という言葉は気持ちよく聞こえますが、
実際にやってみると、リソースを投下しても成果に結びつかないことの方が圧倒的に多い。
実際に伸びてる人が「いままでは何者でもなかったけど、続けたおかげで世界が変わった」と言うと、
すごく説得力がある話に聞こえますが、その裏では比較にならないくらい伸びなかった人がいる。
「限られたリソースをどこに使うか」というのは経営の永遠のテーマなので、
実体験として知っているかどうかは、お客様の相談に乗らせていただくときにも大きな経験だと思ってます。
唯一絶対の正解ルートは、誰にもわからない
実際にブログやSNS運用をやってみて一番実感するのは、
唯一絶対の正解ルートというものは誰にもわからないということです。
「このやり方が効く」「この頻度で投稿すれば伸びる」
そういう情報はたくさんあります。でも、同じやり方をしても結果が違う。
具体的には、
- いまはどういう作風やジャンルがトレンド?
- 何曜日の何時に投稿すれば一番目に触れる?
- 拡散してくれる人たちにどうやって見つけてもらう?
- 前回バズったときはどういう発信、作品だった?
こういう分析に基づいて行動しても、アルゴリズムや運に依存せざるを得ないところがかなり強い。
SNS運用サポート会社やコンサル会社の発信でも伸びにくいんだから、これは仕方ないんだと思います。
だからこそ、数字だけを目指してやるのは苦しくなりやすいです。
「これだけやったのに全然伸びない」という状態が続くと、続けること自体がしんどくなってくる。
じゃあどうするかというと、数字だけを目的にしないことがきっと一番。
書くこと自体が好きだから書く。作ること自体が楽しいから作る。
発信することで自分の考えが整理される。誰かに届いたとき嬉しい。
集客できなくても、お客様が自分のことを知れる場所にする。
そういう、数字とは別のところに楽しみを見つけて続けていく。
冒頭の話に戻ってしまいますが、
その結果として「できる範囲で続ける」「やりたいことをやりたいときにやる」に落ち着いていくことが、
長期的には一番大事なことなのかなと、やってみて初めて実感しています。
まとめ:情報発信の大変さは、情報発信しないとわからない
- 情報発信が大事なのは間違いないが、実際にやってみないと大変さはわからない
- 続けないと人目に触れない、触れても継続的なファンになってくれるのは一握り
- 実力だけでなく、運やアルゴリズムに左右される部分がかなり大きい
- やったことがないと「続ければ必ず報われる」という根拠のないことを言ってしまう
- 数字だけを目指すのではなく、その中に楽しみを見つけてできる範囲で続けることが一番大事
