こんにちは!
公認会計士・クリエイター業専門税理士の三橋裕樹です!
独立開業してから去年までの7年間、ありがたいことに毎年売上が右肩上がりに増加して、
いまも多くのお客様を継続的にサポートさせていただいてます。
ただ、今年に関してはこのままいくと前年に比べて売上がすこし減少する見込みで、
まだ確定はしてないとはいえ、結構落ち込んでるのが正直なところ…。
それでも、うまくいっていることだけ発信するのはズルいですし、
この数ヶ月だけでも自分のなかでの学びがあったので、それを記事にしてみます。
売上が伸び続けると、止まって見えなくなることがある
売上が順調に伸びてるときって数字が自分を正当化してくれるので、
無意識のうちに「今やっていることは間違っていない。来年もこのまま伸びるだろう」と錯覚しちゃってました。
でもいま振り返ると、これだけ新しい技術が目まぐるしく発達していって、
新しいライバルも増えていくなかで、「いままでどおり」って考えるのはかなり危なかったと思います。
経済成長や物価の上昇、テクノロジーの向上を考えると、
「いままでどおり」は相対的に自分のポジションがどんどん下がっていくため、
過去と同じ業績を維持していくためには、結局のところ自分も成長し続けるしかありません。
わたし自身の言い訳をすれば、
毎年できることが増えていますし、AIツールも公私問わず積極的に活用し、
お客様に的確なサポートもできている自信はあったので、間違いなく成長してはいたと思います。
ただ、それが新規のお客様に見える形になっていたかというと、全然なってなかった。
それが今年の業績不調を招いたんだといままさに痛感してます。
売上が落ちて、初めて気づいたこと
ただ、売上が落ちる見込みが立ってからは、
自然と「いままでと何を変えていくか」に頭が動くようになりました。
うまくいっているときは深く考えてなかった、
- わたしがお客様に提供できている価値、喜んでいただけてる価値は何か
- わたしが発信してる内容は、いまのわたしじゃないと書けないことか
- いまご依頼いただいてるお客様にもっと踏み込んだサービスを提供できないか
- アウトプットの源泉になる質の高いインプットは何か
こういったことにも意識が向いて、実際に仕事のやり方と毎日の過ごし方を変えていってます。
そのなかで気づいたのが、「油断すれば、いつでも自分の代わりは生まれてくる」という感覚。
たとえばブログ記事に関していえば、
わかりやすい税務の解説記事を書ける人は正直たくさんいます。
「多分わたしの記事をもとにしてるな」と感じる記事のほうが検索順位が上なこともありますし、
いまだとブログを読むことすらせずに、AIに聞いて済ませてしまう人も多いでしょう。
正確な情報を出すことは大事ですが、それだけでは差別化にならない。
では自分にしかできないことは何かと考えたとき、
「実体験と個人的な考えを正直に発信すること」だと思うようになりました。
よくよく考えたら当たり前の話ですし、昔はそうやってたはずなんですけど、
「ブログを戦略的にやろう」とSEO対策に意識が向きすぎた結果ですね…。
急成長できなかった話、メンタル弱者として慣れないことに立ち向かう話、体調が崩れた話など、
そういう記事を書くようになったのは、売上が落ちたことが一つのきっかけになっています。
不調が現状を強制的に見直すサイクルを取り戻してくれる
ガッツリ体調不良を経験すると体のケアに意識が向くように、
事業の不調を経験すると、強制的に「何かを変えなくちゃ」に意識が向いて、
試行錯誤するサイクルを取り戻せるようになります。
まだ売上が回復する前なので、「不調を経験して良かった」と言える段階ではありませんが、
発信の内容や仕事の仕方、日々の過ごし方を変えたことは間違いではなかったです。
手堅い職業の税理士として「うまくいってない」ことを開示するのは恥ずかしい気持ちもありますが、
そういったときの動きも含めて、わたしひとりの事務所を知れるブログにしていければと思います。
まとめ
- 売上が伸び続けているとき、「いままでどおり」で止まっている危険に気づきにくくなる
- 不調になって初めて、深く考えていなかったことに意識が向く
- 「油断すれば自分の代わりはいくらでも生まれてくる」という気づきが行動を変えた
- 事業の不調は、試行錯誤するサイクルを強制的に取り戻してくれる

