速読より深読み。AIを使った読書法で本の内容が頭に残るようになった話

クリエイターの効率化・集中力
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

本、読んでますか?

わたしは最近、読書が以前より楽しくなってきました。

 

読書自体はもともと嫌いじゃないんですが、

「とりあえずパッと読んで、なんとなく終わる」という消費の仕方が続いていて、

「これで本当にインプットになってるのかな」という引っかかりがずっとあったんです。

 

読書が楽しくなったきっかけはAIの使い方を少し変えたこと。

去年までと読書のプロセスがかなり変わって、より読書の価値を感じられるようになったので、

今回はその話を書いてみます。

 

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「速読こそ正義」と思っていた時期

速読できる人、めっちゃかっこいい。これは今でも思ってます。

だって本棚に難しそうな本が置いてあると、なんか大人って感じがするし。

 

ただ、以前はカッコよさ以上に、

「どうせ1冊読んでも100%理解できるわけじゃないなら、数を多くこなす方が合理的」と考えて、

「速読はできたほうがいい」と思ってました。エンカウント数を稼ぐイメージ。

 

我流でそれらしいことをやってみたこともあります。

速読するために目を素早く動かしてみたり、

言ってることをきちんと理解できてないのに1行飛ばしをしてみたり。

 

でも実際のところ、それで本を読み終わってもわたしの中には何も残らなかったんですよね。

「いい本だった」「タメになった」とか漠然と思ったり、ドッグイヤーやマーカー部分はたくさんあるのに、

「どんな本だった?何が自分に活かせそう?」と自問してみても、うーんって感じで思い出せない。

 

さらにいえば、読書量を増やすことが目的になってしまうと、

難解な名著とか分厚い本と数週間、場合によっては1ヶ月以上格闘することから逃げてしまって、

振り返ってみると浅いビジネス書ばかり読んでたように思います。

 

だからなのか、専門外の読書をしない時期が続いても実務的には大きな問題はなく、

それがますます「読書ってそんなに意味ないよね」みたいな正当化を生んでしまい。

読書するのは嫌いじゃないけど、あえて読む価値もそんなに感じないという悪循環になってました。

 

難しい本へのハードルをAIが下げてくれた

ただ今年に入ってから、お客様がYoutube動画でおすすめの本を紹介していて、

盲目的にその本を買ったら、純粋に「面白い」って思えたんですよね。

 

さらに体調を少し崩したとき、気分転換に部屋の掃除をしていたら、

大学生の頃に一度読んで、「いい本だったな」と思えた書籍がクローゼットの奥から出てきたんです。

 

その本は、エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』。

すごい良かったことは覚えてる。

でも内容を全然思い出せない。

パッと開いてみる。

(取っつきやすい書籍ばかり読んでた自分からすれば)圧倒的な文字数の暴力。

 

「もうこういう本を読む時間も体力もないな…」と思ったときに、

ふと「あれ、AIに頼んだら要約してくれんじゃない?」と思いついたんです。

 

新刊だったり小説だったら、集合知であるAIに聞いても要約なんてできないかもしれませんが、

ずーっと読まれてきた古典、誰に聞いても名著と答えるような世界的な書籍なら、

どこかの国の誰かしらがエッセンスを要約してるはず。

 

で、実際にClaudeに、

  • 全体の要約
  • 各章で何を言おうとしてるか
  • 自分の職業に照らして、書籍の内容がどんな付加価値につながるか
  • それがお客様にどんな影響を与えるか

といったことを分かりやすく教えてとお願いしたら、期待通りの内容をまとめてくれました。

 

悪くいえばネタバレを見てからゲームを進めるようなものですが、

「こういう構造の本なんだ」とわかった状態で読み始めると、同じ文章でも引っかかり方が違います。

 

さらに、文中で難解な表現や、前提知識がないと分からないことがあればその都度聞く。

的外れな回答がきたら、もちろん反論してみる。

 

そうやって、時間をかけてもいいからきちんと内容を理解して進んでいくと、

ただ文章を読み流して数をこなしていくよりも、わたしにとっては身になる読書になっていきました。

 

「AI要約→読む→自分で要約→AIに補足してもらう」の繰り返し

さらに、時間をかけて読書をすることを自分に許すようになったので、

読み方のプロセス自体も変えました。今はこういう流れで読んでいます👇

① AIでエッセンスを把握してから読み始める

章に入る前に「この章で著者が言いたいことは何か」をざっくり把握しておく。

地図を持った状態で読むイメージ。

 

② 各章を読んだあと、自分の言葉で要約してみる

読み終えた章の内容を、ページを行ったりきたりしながら自分の言葉でAIに向かって話すように要約。

「この章はこういうことを言っていた」と書き出してみると、

わかっているつもりだったことが実はわかっていない、ということがよくわかります。

 

③ AIに補足・修正してもらう

自分の要約をAIに見せて、「足りていない点や誤解している点があれば教えて」と聞きます。

ここで「この部分の理解が少し違います」とか「ここも重要なポイントです」と返ってくることがあって、

これが一番学びになります。

深く理解したい内容があればそこに焦点を当てて議論し、重要そうなことは本にどんどん書き込んでいく。

 

④ 読了後に本全体を自分で要約し直す

全部読み終えたら、「この本全体で著者が言いたかったことは何か」を自分でまとめてみる。

それを、AIに確認してもらったあとで、改めてAIにも同じように要約をお願いする。

この2つの要約を通してさらに端的に内容をまとめた内容を付箋に転記し、本に張り付けて本棚に戻す。

 

この繰り返しをするようになってから、

あとからでも「この本はこういう内容だよ」と説明できるくらいには頭に残るようになりました。

 

そして、別の本を読んでいるときも、

「あの本で言ってたことと関連してる」と知識がリンクするようになったので、

読書効果の厚みが変わったように感じます。

 

さらに面白いことに、複雑な内容を理解できずになんども同じ文章を行き来することがなくなったので、

1ヶ月くらい腰を据えて読もうとしていた本が1週間くらいで読み終わったり。

速読をやめたことで、結果的に難解な書籍の読書スピードが上がったのは皮肉ですよね。

 

数は読めないけど効果的な読書になった

見栄っ張りなので、「年間〇百冊読んだ!」って言いたい気持ちは正直あります。

でも、やっぱり時間もお金もかけるなら効果がある方法が一番。

 

そして、「実際に何の本を読んだんだ」という話ですが、

4ヶ月でこういう分厚い本を、お仕事・プライベートを優先しつつ読むことができました。

  • 自由からの逃走
  • サピエンス全史(上・下)
  • 銃・病原菌・鉄(上・下)
  • ファスト&スロー(上・下)
  • 影響力の武器
  • イノベーションのジレンマ
  • プラットフォーム革命
  • ブラックスワン(上・下)
  • 反脆弱性(上)

(過去に読んだ本の再読もあります)

 

読書家の人からすれば、大した量じゃないかもしれませんが、

わたしからすれば「いつか(また)読みたいけど、もうそういうリソース無いもんな」と諦めてたものばかり。

 

そして、お気づきの方もいるかと思いますが、

ここ最近のブログの内容は、こういう書籍で学んだ内容も落とし込むようにしてます。

もちろんお客様からの経営・税務相談や自分自身の事務所運営にも小さく活用中。

 

読みやすい本がダメだなんて思いませんが、

やっぱり名著には、インスタントに消費される書籍とは違う深みがある。(ように思う)

「おー、なるほどね!」ってつい口に出してしまうような発見と感動を感じられます。

 

業務の効率化や、事務的な作業の代替として使われることが多いAIですが、

こういう使い方もあるので、よければ参考にしてみてください!

 

まとめ:難解な書籍もAIと一緒なら読み進められる

  • 速読して数をこなすより、自分の言葉で説明できる本が何冊あるかの方が大事
  • AIに要約してもらうことで、難しい本への入り方が変わった
  • 「AIの要約→読む→自分で要約→AIに補足してもらう」の繰り返しで、頭に残るようになった
  • 数は読めないけど、1冊を丁寧に読む方が長期的には意味がある
  • インスタントに消費される本が多い時代だからこそ、深く読む価値がある

本を読むのが苦手な人や、読んでも内容が頭に残らないという人に、一度試してみてほしい読み方です。

 

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