こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
いきなりの告白ですが、
独立してからずっと、急成長している同業者を見るたびに「うらやましい」と思っていました。
SNSでフォロワーが一気に増えて、メディアに取り上げられて、セミナーに引っ張りだこ。
そういう人を見るたびに、「自分にはそういう才能がないな」と感じて自信を失ってばかり。
でも去年あたりからちょっとだけ考え方が変わってきてて、
今振り返ってみたら「それでも自分にとっては良かったのかも」と、だんだん思えるようになりました。
急成長できることは、正直羨ましい
急成長できる人はいまでも羨ましいです。
つい「インフルエンサーになっても、生活しづらくなるだけ」なんて言ってしまうこともありますが、
インフルエンサーになれるってことは、それだけ実力や魅力があるってこと。
影響力を持てれば、仕事の選択肢が増える。
発信が広く届けば、自分が会いたい人と仕事ができる可能性が高まる。
ブランドができれば、単価も上げやすくなる。
売上が上がればそれだけ自由に使えるお金も増える。
自由に使えるお金が増えれば、救える命が増える。
「急成長なんてしなくていい」と心から思えたタイミングなんて全然なかったです。
俗っぽいかもしれませんが、売上を取れるに越したことはない。
ただ、わたしは失敗が怖くて小さな挑戦すらなかなかできなくて、
人目を引くようなカリスマ性も、誰かより秀でた能力も持ち合わせてなかったので、
結果としてSNS映えするような急成長はできませんでした。
でも急成長には、急成長なりのしんどさがある
ただ、友達やお客様や、同業者で急成長している人たちを長く見ていると、
それはそれで大変そうだということもわかってきました。
一度大きな成長を手にすると、それが基準になります。
他の人よりも明らかに成長しているのに、今までほどの伸び率がないと不安になったり、
より影響力を高めていくために、よりアグレッシブな発信をしなくてはいけなかったり。
売上の面でも基準が上がっていくと、
以前は嬉しかったはずの依頼であっても「このレベルの案件か」と数字で見てしまいやすくなり、
伸び悩んでいた時期から継続しているお仕事や、小さな案件に価値を見出しにくくなる。
また、急成長に事務所を合わせていくためには、それなりの固定費が必要になります。
人を雇う、設備を整える、オフィスを構える。
成長に対応しようとするほど、毎月必要な売上の下限が上がっていく。
そして成長のスピードに対応が追いつかなければ、どこかでお客様に迷惑がかかることになります。
キャパオーバーの状態で仕事を続けると、品質が下がる。
品質が下がれば、信頼が傷つく。
急成長は魅力的ですが、それを支えられる体制がなければ、
むしろ巨大なリスクと向き合い続けなければいけません。
今までの成長スピードが、ベストだったのかもしれない
どんなに取り繕っても、
心の中には「急成長できたなら、そっちの方が良い」という気持ちが今も多少はあります。
物価も金利もどんどん上がってくなかで、選択肢が増えることは間違いなくいいこと。
でも、急成長できなかったから、再起不能なほど体調を崩すこともなく、
こちらの都合で申告期限を超過してお客様に迷惑をかけることもなく、
開業時からのお客様といまだに契約を継続していただけている。
毎年、急に増えすぎることがなかったから、一人ひとりのお客様にちゃんと向き合えた。
キャパオーバーにならなかったから、品質を落とさずに続けられた。
失敗が怖くて慎重だったからこそ、取り返しのつかないミスをせずに済んだ。
そう考えると、「わたしに合った理想的な成長スピード」で事務所が拡大できていたのかもしれません。
あとこれはIF論でしかありませんが、
どこかのタイミングで運よく急成長できてしまってたら、
まるで自分は選ばれし者みたいな勘違いをして、すっごく嫌なヤツになってたと思います。
いきなり「税理士業やめまーす」とか多分言ってた。
華やかな成功をいきなり得られなくても、ひとりひとりのお客様と向き合ってお仕事をする。
その結果、「ついにここまで来れた」と言える状態を目指していければと思います。
しっかりお仕事させていただきますので、「合いそう」と思っていただけたらぜひお問い合わせください!
まとめ:急成長できなくても、それがベストなペースかも
- 急成長できることはすごいこと。影響力は選択肢を増やす。
- ただ急成長には、それを支えるための固定費・体制・対応力が必要になる
- 成長の基準が上がると、小さな仕事に価値を見出しにくくなることがある
- キャパオーバーの状態が続けば、お客様に迷惑がかかるリスクがある
- ゆっくり成長してきたからこそ、お客様の信頼を勝ち取れた
急成長できなくても生き残っていく道はあります。
自分に合ったペースで丁寧にお仕事をしていって、長期的な安定につなげていきましょう。
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