こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
所得税の確定申告期限から1ヶ月近く経ちましたが、
皆さま、本当におつかれさまでした。
終わった瞬間はほっとするんですが、少し落ち着くとこんな気持ちが出てきませんか?
「もうあんな大変な思いはしたくない…」
「来年こそは溜めずにやりたい…」
「でも結局また後回しになりそうな気もする…」
その気持ち、すごくよくわかります。
そして実は、4月くらいが一番やり方を変えやすいタイミングでもあるんですよね。
そこで今回は、「あの大変さ」が記憶に残っているうちに、
来年の自分をラクにする仕組みを少し整える方法を紹介します!
【原因】帳簿付けがしんどくなる理由はほぼ一つ
毎年確定申告の時期に帳簿付けがつらくなる原因は、
溜めてしまうこと
ほとんどこれに集約されます。
1日、1週間くらいの量であれば簡単に終わる量のハズ。
でもそれが1ヶ月分、3ヶ月分、半年分…と積み重なっていくほど、
- レシートの山を見るだけで気が重くなる
- 記憶があいまいになって「これ何の出費だっけ」が増える
- 作業時間がどんどん膨らんでいく
そして動けなくなる、という状態になりやすいんですよね。
逆に言えば、コツはシンプルで溜めないことが何よりも大事。
ここだけ意識できれば、負担感も日々の進捗も昨年までとは圧倒的に変わります。
【解決法】「迷わない仕組み」を先に作っておく
とはいえ、「溜めずにやる」ことが一番難しいから、
多くの人が確定申告の時期に慌てて処理することになるんですよね。
そこでおすすめなのが、自分なりのルールを先に決めてしまうこと!
たとえばこういった形👇
- 日曜の朝に15分だけ帳簿を触る(仕事と仲間とスケジュールしておくのもアリ)
- レシートは会計ソフトのスマホアプリで、その日のうちに撮影して登録
- 経費の支払いは1枚のクレカに集約する
- 預金、クレカの取引内容を月末に1回だけまとめてチェックする
- 取引を処理する勘定科目リストをつくっておく(※)
※イメージ的にはこんな感じのものを作っておけると処理が楽になります
| 具体的な支出の内奥 | 勘定科目 |
|---|---|
| 機材・道具・備品(カメラ、PC、充電コードなど) | 消耗品費 (税込10万円以上は工具器具備品) |
| ドメイン・サーバー代、サブスク関係の支払い | 通信費 |
| アシスタントさんや専門業者への報酬 | 外注費 |
| ネット回線料やスマホの通信料金 | 通信費 |
| バス、電車、タクシー、駐車場代 | 旅費交通費 |
| 打ち合わせで使ったカフェ代 | 会議費 |
| お仕事仲間との懇親会代や、ギフト代 | 交際費 |
| 作品づくりの資料・書籍・雑誌代 | 新聞図書費 |
| 映像や演出研究のための映画代・舞台鑑賞代 | 研修費 |
| 自宅兼事務所の賃料 | 地代家賃 |
| 自宅兼事務所の水道・ガス・電気代 | 水道光熱費 |
| 名刺作成費用やイベント出店手数料 | 広告宣伝費 |
もちろんここまで厳密なルールじゃなくてOK。
大事なのは、「やるかどうか悩まなくていい状態」をつくること。
他の習慣と同じように、「やろうかな、どうしようかな」と迷う時間が減るだけで、
行動を起こせる可能性が格段にアップします。
完璧にやろうとしないのがポイント
「完璧にやろうとしないこと」
これ、すごく大事なポイントです。
帳簿付けって、ほとんどの人にとっては経験が少ないからこそ、
- 「ちゃんと分類しなきゃ税務調査がくる…」
- 「正確にやらないと手直しが大変かも…」
- 「中途半端ならやらない方がいいかも…」
- 「どう処理していいか分からなくて、手が止まる…」
こういう思考ばかり頭に浮かんできて、嫌になってしまいやすい。
でも実際のところ、勘定科目が多少間違っていても、
経費としての実態があれば税務調査に当たっても大きな問題になりませんし、
60~70点でもいいからとにかく進めていき、あとあとチェックするほうが圧倒的に楽です。
そのため、たとえばこんな感じで進めてみてください👇
- 勘定科目が曖昧でも、とりあえず入力する
- 用途が分からなければ確認メモをスプレッドシートに残す
- 分からないことがある程度溜まったら、税理士か税務署に確認をする
習慣付けるためには「完璧より継続」が大事。
この感覚を持っておくと、帳簿付けのハードルが一気に下がると思いますよ。
どうしても苦手なら、部分的にでも税理士を活用しよう
それでも、「やっぱり自分には向いてない…」という人もいますよね。
そういう場合は、無理に抱え込まなくて大丈夫。
たとえばこういう分け方もありますよ👇
- 最低限の入力だけ自分でやって、チェックや整理は税理士に任せる
- 最初のルールづくりだけ税理士に相談して、あとは自分で回す
- 確定申告だけ税理士に頼む
全部やるか、全部任せるかの二択じゃなくていいんです。
事業を長く続けていくなら、この1年・2年をどうにか乗り切ればいいわけではなく、
この先もずっとどうやって対応していくか考えていかなければなりません。
だからこそ、自分に合う形を見つけることが、長く続くコツ。
もし、今後の対応方法について悩んでいるときは、
思い切って税理士に相談してみて、解決策を一緒に検討してもらうのがおすすめです!
まとめ:帳簿付けは習慣がすべて。悩んだときは税理士を頼ろう
- 帳簿付けは「溜めない」が最優先
- 自分に合うルールを一つ決めておくと、継続しやすくなる
- 完璧を目指すより、60~70点で続ける方がずっといい
今このタイミングからはじめておくと、
来年の年明け以降も本業に集中できるようになりますよ!
無理のないペースで、ゆるく仕組みを作っていきましょう。
\ 税理士と契約するべきか迷ったときも /
「そろそろわたしも税理士と契約したほうがいいのかな…?」
そんな疑問も、クリエイター特化の税理士があなたの状況に合わせてアドバイスします!
