こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
作業中にYouTubeで音楽や解説動画を流している方、多いですよね。
「YouTube Premiumって、経費になるの?」
こんな疑問、持っている方もいるんじゃないでしょうか。
そこで、この記事では、作業用BGMや学習動画を仕事中に流すクリエイターさんに向けて、
税務上の扱いをわかりやすく解説します!
YouTube Premiumは基本的に経費にならない
まず結論からお伝えすると、YouTube Premiumの利用料は原則として経費になりません。
Premiumの特典は以下のとおり:
- 広告なしで動画視聴ができる
- バックグラウンド再生が可能
- オフライン再生
- YouTube Music Premiumの利用
つまり、「視聴の快適さを高めるサービス」であり、業務に直接必要な費用とは見なされにくいのです…。
◆おすすめ記事

必要経費の基本的な考え方
必要経費とは、「収入を得るために直接必要だった支出」
または「事業を維持するための販売費・管理費」などを指します。
学習動画の視聴や作業用BGMとしてYouTubeを使っていても、
無料でも視聴できる内容であれば「Premium契約である必要性」は薄く、
経費としての説明が難しいのが現状です。
◆おすすめ記事


例外:メンバー限定配信や有料情報が含まれる場合
一方で、もしYouTubeメンバーシップに加入していて、
- クリエイター向けの有料セミナー動画
- 限定配信の業界分析・制作ノウハウ
など、そのメンバーシップでしか得られない業務関連の情報がある場合は、経費になる可能性アリ!
ただし、ファンとして推しているだけの推し活課金(応援・趣味)であれば当然NGです..。
自分が税務調査をする側だったとして、「この説明だったら納得できる」と思えるかどうかで判断しましょう。
◆おすすめ記事

経費として認められやすくするためのポイント
意識したいポイントはこちら👇
- 内容が業務に直結している(例:制作ノウハウ・配信技術)
- 無料では得られない情報が含まれている
- 領収書・明細と合わせて視聴内容も記録しておくとベター
税務調査時に「業務との関係性」を証明できるようにしておくと安心!
◆おすすめ記事


まとめ│YouTube Premiumは、原則として経費にならない
- Premium契約は娯楽寄りのサービスであり、経費性は薄い
- ただし有料メンバー限定の情報提供は、内容次第で経費になることも
- 経費にするなら、その根拠を記録に残しておくのがおすすめ
経費にできる判断が分かれやすい支払いは、慎重に検討して処理の仕方を決めましょう!
\ YouTube関連の経費で迷ったら /
プレミアム料金、撮影機材、編集ソフトなど…
「どこまで経費OK?」「按分ってどう書くの?」
そんな疑問も、クリエイター特化の税理士にお任せください!