【税理士なしで確定申告?】クリエイターが1人で乗り切るときの注意点と落とし穴

クリエイターの税金・申告関係
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「まだ収入も少ないし、税理士はつけなくても大丈夫かな…」

そんなふうに、自力で確定申告や帳簿づけにチャレンジしてるクリエイターさん、多いと思います。

 

もちろん、それ自体はとてもいいことだし、勉強になることもたくさん。

でも、実は「よくある落とし穴」もいろいろあるんです。

 

この記事では、税理士なしでやるときに気をつけたいポイントを、

クリエイターさん向けにやさしく解説していきます!

 

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落とし穴① 書類の提出ミス・期限ミス

青色申告の承認申請書や青色申告専従者給与の届出書、簡易課税制度選択の届出書、など、

メリットを受けるために提出期限がある提出書類ってけっこう多いです。

「必要だったのに出してなかった!」と気づくのが後になってから…というケースも。

 

とくに売上が大きく増えたタイミングでは、

事前に対策することで税金国民健康保険の支払を大きく抑えられる可能性もあるので、

「知らなかった!」で損をしないように気を付けましょう!

 

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落とし穴② 経費にできるもの・できないものの判断ミス

「これは経費かな?」「あれも一応、仕事に関係あるし…」

経費って実際はグレーな部分も多くて、判断を誤ると税務調査で否認されるリスクもあります。

特に家賃・交通費・通信費・食事代・美容代などは按分や根拠が大事なので要注意です!

 

何でも経費に入れがちな人にとっては、税理士って「経費を厳しくチェックする人」みたいに見えますが、

実はお客様とお話してると「え、それも経費になるの?」って言われることもしばしば。

不安な時は、スポット相談で税理士に確認を取ってみることもおすすめ!

 

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落とし穴③ 帳簿の入力ミス・処理漏れ

日々の売上・経費の会計ソフトへの記帳、ちゃんとできてますか?

記帳が追いついてないと、いざ確定申告のときに大混乱…!

 

特に慣れてない人にとっては、確定申告の時期ってずっとバタバタしやすく、

多少経費の入れ漏れがあっても「まぁ、いいや!とにかく終わらせよう」ってなりがち。

 

これを防ぐためには、月に1回だけでもいいので、

通帳やクレカの明細をざっと眺めて、経費になる取引にマークを付けるのを習慣にするのがおすすめ!

 

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落とし穴④ 「少額減価償却資産」の特例の要件を満たしてない

青色申告にはいろんなメリットがあって、

その中でも30万円未満なら、買った年に全額経費にできる「少額減価償却資産」、お得感ありますよね!

 

でも、実は「少額減価償却資産」の特例を使う場合は、

青色申告決算書の「減価償却費の計算」の「摘要」欄に「措法 28 の2」と記載する必要があります!

 

よく目にするのが、10万円を超えてるけど「消耗品費」に計上して、

「減価償却費の計算」欄に「少額減価償却資産」に関する情報を何も記載してないケース…。

税務調査で思わぬ指摘を食らわないよう、覚えておきましょう!

 

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Q&A:税理士に関するあるあるなお悩み

Q. 税理士にお願いするタイミングって、どのくらい?

A. 売上が年間300万円を超えたり、経費の判断が複雑になってきたら一度相談してみるのもおすすめ!

「ここからは自力じゃキツいかも…」と感じたら、大きなミスをする前に頼りましょう!

 

Q. 税理士に頼むと高くない?

A. スポット相談なら1回あたり1万円程度で済むケースもあります。

「全部お願いしないとダメ」ではないので、ピンポイントで頼るのもアリ!

 

まとめ │ 自力申告だからこそ、細かいことにも注意が必要!

  • 提出書類・期限のミスに気をつけよう
  • 経費判断や帳簿のズレがリスクになることも
  • 青色申告の特典を活かすには帳簿の正確さが大事

フリーランスとしてのスタートを自力で乗り切るのは、すごく立派なこと。

でも、わからないことは抱え込まず、必要に応じて税理士に頼ってみてくださいね!

 

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