こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
フリーランスや個人事業主で活動していると、ついこんな悩みにぶつかることありませんか?
- 「安く請けすぎて、時間ばかり取られてる…」
- 「自分の作品・サービスに、どんな値段をつければいいかわからない」
そんなあなたに伝えたいのが、「値決めは覚悟」という考え方です。
今回は、時間の切り売りを卒業するために大切な視点を、やさしくまとめてみました!
なぜ時間の切り売りは危険なのか?
「1時間◯円」と決めて働くと、安心感がありますしお客様の納得感もありますよね。
でも、それを続けていると、いずれこんな限界が訪れます。
- 1日の時間は増えない(1日は24時間しかない)
- 体力・気力にも限界がある(無理すると病む)
- 値上げが難しくなる(今までの価格とのギャップで悩む)
つまり、時間を売るだけの働き方では、収入の天井が早めに来てしまうんです。
「値決め」は、あなた自身のためでもある
値段を決めるとき、つい「お客さんがどう思うかな?」って心配しがちですよね。
でも、まず大事にしてほしいのは、あなた自身が疲れ果てず、続けられるかという視点。
価格を安く設定しすぎると、
- 売れても時間が取られるだけでしんどい
- 新しい挑戦をする余力がなくなる
- 「もっと頑張らなきゃ…」と自分を追い詰める
──こんな悪循環に陥りやすくなります。
だからこそ、「自分が守れるペース」と「クオリティ」に見合った価格設定を、大事にするのが大事!
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値決めしたら、ブレずに伝えよう
値決めで一番大事なのは、いったん決めたらブレないこと。
最初はお客様からの信頼を勝ち取るために、
「本当はそれ有料なんだけどな…」ってことも無料で対応しちゃったりしますよね。
でも、それが続くと、
- あとから無料対応が増えて苦しくなる
- 「この人、頼めばタダでやってくれる」と思われる
- 報酬を頂いているお客様に説明できないことが増えてくる
…結果、どんどん苦しくなってしまいます。
だから、最初にサービスの範囲や料金をしっかり決めたら、自分自身がそれを守ることが本当に大事。
柔軟な対応と、線引きは両立できます。
そのためにも、「ここまではできる、ここから先は別料金です」というルールを、自分の中でもはっきりさせておきましょう!
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クリエイターにおすすめの価格設定の考え方
具体的に、こんなステップで考えるとスムーズです。
- 自分の理想の働き方・生活費をざっくり計算
- 1ヶ月に受けられる案件数・制作数を考える
- そこから逆算して単価を決める
たとえば、すごくザックリですけど、
- 生活費+貯金込みで月25万円ほしい
- 月にイラスト5件しか描けない
→ 25万 ÷ 5件 = 最低でも1件5万円の価格設定が必要。
こんなふうに逆算してみると、「今の単価だと、この先無理があるな」と気づけることも多いです。
まとめ │ 自分を守れる値決めが大事!
- 時間の切り売りでは、収入にも体力にも限界がある
- 値決めは、自分の未来を守るためにも必要な行動
- 一度決めたら、自信を持ってルールを守ろう
「値段を上げるなんて怖い…」そう感じる気持ちも、すごくよくわかります。
でも、あなたの時間とスキルは、もっと大切にしていきましょう!
\ あなたに合った「価格設定」を一緒に考えます /
「値決めに自信がない」
「どこまでサービスすればいいかわからない」
そんなお悩みも、クリエイター特化の税理士があなたをサポートします!