こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
繁忙期になると、自分でも気付かないうちに「あー帰りたい」と呟いてしまうことがあります。
自宅にいるのに。
最初は「意味わからんこと言ってるな」と思っていたんですが、
これって自分なりのアラートなんだと気付きました。
「帰りたい」は「逃げたい」と同じ
そもそも「帰りたい」と思うのはどんなときでしょうか。
それはきっと、目の前の大変なことや、嫌なことから逃げたいときです。
会社員の頃も、仕事に追われているときは「帰りたい~」が口癖でした。
過去の失敗をふと思い出したときも、無意識に「帰りたい」って出てくる。
(しかも家にいるのに…)
つまり、「本当に家に帰りたい」というより、
この状況から早く抜け出したい、気持ちをリセットしたいって心の声が「帰りたい」になってるんだと思います。
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「帰りたい」に秘められている精神状態
調べてみたところ「帰りたい」という言葉が出てくるのは、
以下のような心理状態が関係していることがあるそうです。
① 心理的に安心できる場所を感じられていない
- 家にいても落ち着かない
- 誰にも気を遣わずに休める感覚がない
「安心できる場所に帰りたい」という気持ちが、「帰りたい」として現れているのかもしれません。
②情緒的な疲労やストレスの蓄積
- 現実逃避に近い感覚
- 辛いことやプレッシャーから離れたい
イベントや仕事が一区切りついたときに「やっと帰れる〜」と思うように、
今の状況を終わらせたい、抜け出したいという気持ちが込められている可能性もあります。
③自分の居場所を見失っている感覚
- 「ここにいていい」と思えない
- 自分の役割や存在にしっくりこない
②に似ていますが、こちらは他人との関係性や自分の価値のあり方にモヤモヤしているパターンです。
あとは、“過去の安心できた時期(ノスタルジア)を思い出して、「あの頃に帰りたい」”
という気持ちから来ていることもあります。
私はこの中だと、②にガッツリ該当してますね…笑
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「帰りたい」と向き合うためにできること
「帰りたい」場所ってどこ?
- 静かな場所?
- 誰にも干渉されない部屋?
- 子どもの頃のような安心感?
「帰りたい」という言葉はとても抽象的です。
だからこそ、具体的に言い換えてみることで、今の自分が何を求めているのかが見えてきます。
もしかしたら、転職や独立のきっかけになることも…!
環境をちょっとだけ見直す
- 落ち着ける照明にする
- 好きな香り・音楽を取り入れる
- 小さな模様替えで空間を整える
「今いる場所に、安心を足してあげる」のも立派な対処法。
いきなり引っ越すのはハードルが高いので、できることから少しずつ整えてみましょう。
気持ちを誰かに話す/書いてみる
- 友達やカウンセラーと話す
- 日記やSNSに書き出してみる
- AIとの対話もおすすめ!
不思議なもので、言葉にすることで、自分の本音がスルスル出てくることってありますよね。
「あ、自分ってこう思ってたんだ」と気づくキッカケにもなります。
リラックスできるルーティンをつくる
- リラックス音楽+ストレッチ
- お気に入りの入浴剤でゆっくりお風呂
- 5分だけ瞑想してみる
逆に「ドカ食い」「やけ酒」などのストレス発散は、あとから別の不調を呼びがち…。
小さなご褒美で自分をゆるめてあげましょう。
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自分をもてなす時間を持とう
私は善人ではないけれど、
「自分より他人を優先してしまう」ことが多いタイプです。
きっと、同じような人も多いんじゃないでしょうか?
でも、自分の心や体が限界を超えてまで他人の責任を背負うと、
「帰りたい」「もう無理かも」という気持ちが出てくるのも当然。
だからこそ、他人にやさしくするように、自分にもやさしく。
他人をもてなすように、自分の時間を大切にしていきましょう!
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さいごに
「帰りたい」は、心の防衛本能のひとつ。
でも、それをちゃんと“聞いてあげる”ことで、今の自分に必要なことが見えてくるはずです。
あなたの「帰りたい」に正直に生きていきましょう。