独立8年目でも怖さはある。でも、独立を後悔したことはない

クリエイターのお仕事全般
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター業専門税理士の三橋裕樹です!

 

個人事業が8年目を迎えて、自分のペースでお仕事を動かしていけるようになりましたが、

それでも独立当初から変わらない怖さをいつも抱えてます。

 

フリーランスとして活動されているクリエイターさんにとってもどこか重なる部分があると思うので、

今回はその怖さと、その裏側にある楽しさについて自分自身の体験をベースに書いてみようと思います。

 

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何のスキルをどこまで伸ばすか、一向に終わりが見えてこない

独立して一番の怖さであり醍醐味でもあるのが、

どういうビジネスをしていって、どういうお客様をターゲットにするのかを自分で決めなきゃいけないこと。

そして先へ進めば進むほど自分の強みも弱みも見えてきて、学びたいことの終わりが見えてきません。

 

税理士業でいえば、そもそもどの税法をどこまで深めていくのかという基本問題があって、

それとは別の軸で、バックオフィス効率化や経営コンサル的な知識を強化していくのか、

はたまた、執筆系のスキルを高めていくのか、別業種にすそ野を広げていくのか。

どんなスキルセットを構築していくかは完全に本人の自由で、正解がありません。

 

クリエイター業でもまったく同じですよね。

いまのお客様のニーズに応えながら、そのジャンルをさらに深堀りするのか、

別ジャンルに挑戦するのか、媒体を広げるのか、誰かと組んでいくのか、配信活動に力を注いでいくのか。

何をやってもいいし、周りと同じことをやらなくてもいい。

 

自分がいまやっていること、これから進もうとしている方向が、

本当に正解なのかどうかまったく見えてこないというのは、いつまでたっても怖さがあります。

たまたまある年に売上が伸びても、それがいつまで続くかは分からない。

 

誰かにアドバイスをもらおうとしても、

自分とまったく同じ状況の人なんて基本的に存在しないので、参考にはなっても答えにはならない。

 

でも、誰かが敷いたレールの上を進むのではなく、

自分で自分の道を切り開いていける感覚は間違いなくあり、そこが面白さでもあります。

 

あとに独立した人やはるかに若い人が、どんどん活躍していく

世の中には独立1年目からわたしよりもはるかに大きな業績を出している人がいます。

20代のうちから業界内で大きな影響力を持つほどになる人だっています。

 

その人がもともと0からのスタートじゃなくて、

前職からのつながりでお仕事を獲得してたり、親族や他社からの引き継ぎを受けていたり、

もともとインフルエンサーとして活動していたり、資本力を武器にした広告戦略を取ってたり、

理由はいろいろあるかもしれませんが、それでもすごい人が存在するのは事実。

 

クリエイター業のお客様を見てても、

いろいろなことがかみ合って、いきなりドカンと売上が伸びる人は間違いなくいます。

むしろクリエイター業こそ、なだらかな右肩上がりより「ある日急に」ということが起こりやすい。

 

自分がある程度のポジションを築いたと思っていても、

あるタイミングでいきなりお客様を奪われる可能性があるのは、やはり怖いものです。

 

ドライに言ってしまえば、自分がやりたいこと・作りたいことと、

お客様がその時点で評価するものは、必ずしも毎回一致するとは限りません。

 

ただこれも逆に言えば、いま差が開いているように見える相手にも、

何かの拍子で追いつき、追い抜くことができるかもしれないということでもあります。

 

トラブルやミスがあったときの対応は、すべて自分にのしかかる

そして独立すると避けて通れないのが責任問題。

どれだけ気をつけていても、意図しないトラブルやミスは起きてしまいます。

 

わたし自身も過去に、自分が想像もしていなかったところでミスが発覚し責任を問われたことがあります。

自分なりにできることはさせていただき最終的には和解させていただくことができましたが、

契約は終了になり、お客様が対応に納得してくださったのかは正直いまでも分からず、

いまだに思い出して不安になることもあります。

 

そして、これはクリエイター業も同じだと思います。

自分にとっては誠心誠意作った作品でも、相手が本心で満足してくれるかどうかは分かりませんし、

想定外のトラブルが発生してご迷惑をおかけしてしまうこともあります。

こういうことは、いつまで経っても誰だって怖いものです。

 

ただ、一度ミスをしたことは、頭で理解してるだけよりも本当の意味で気をつけられるようになりますし、

そのミスへの対応の仕方次第で、逆にお客様からの信頼を得られることもあります。

 

何より、自分の責任をきちんと負ってビジネスをしていると、

お金をいただくことに対して罪悪感を抱かないで済みますし、

気持ちのいい仕事ができたときは「頑張ってよかった」と心の底から気持ちがいいです。

 

独立していなければ味わえなかった経験ばかり

わたしは精神が強い方ではないですが、

怖い思いを抱えつつも毎年お仕事を続けてこられて、独立そのものを後悔したことは一度もありません。

 

正解がないからこそ、自分で道を選べる。

差が開いて見える相手にも、いつか追いつけるかもしれない。

責任を負っているからこそ、堂々とお金をいただけて気持ちのいい仕事ができる。

 

もしクリエイターとして活動しているみなさんが、いままさに怖さやしんどさを抱えていても、

怖いと思いながら進んでいるのはあなただけではありません。わたしだっていつも怖い。

 

そして怖さがなくなる日は、たぶんこれからも来ません。

だけどありがたいことに、それを上回る楽しいこともだいたいセットでやってきます。

 

怖さを消そうとするのではなく、

怖いけどきっと楽しいこともあるという視点を持って、前向きに進んでいきたいですね。