こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
突然ですが、「10年後、自分ってどんな暮らししてるんだろう…」って、考えたことありますか?
20代で個人事業主・クリエイターとして活動を始めた方の中には、
- 収入が安定しない…
- 老後が想像できない…
- 投資って何…
こんなモヤモヤを抱えている人も多いんじゃないでしょうか。
この記事はそんな若手クリエイターさんに向けて、「マネープランって実際なにすればいいの?」を、
できるだけ分かりやすく・プレッシャー少なめにまとめてみました!
そもそも「将来の不安」ってなんだろう?
20代のクリエイターさんからよく聞く不安は、こんな感じ👇
- 収入が安定しないから、将来に備える余裕がない
- 老後って…そもそも想像できない
- 病気したらどうするんだろう
- 投資とか保険って、何から調べたらいいか分からない
どれもすっごくリアル。
私は税理士ですけど、それでも独立したての20代の頃は同じように不安でした..。
でも、今振り返って気付いたのは「完璧なプランを今すぐ立てる」必要なんてないってこと。
大事なのは、「なんとなくの方向性」を持っておくことです!
STEP1|まずは生活防衛資金から。目安は◯ヶ月分
最初にやるべきは、「貯金=生活防衛資金」を整えること。
フリーランスや個人事業主の場合、
収入ゼロの月が来ても慌てないように、生活費の3〜6ヶ月分を目標にすると安心ですよ!
たとえば月の生活費が15万円なら、最低でも45万円〜90万円を貯金口座にキープしておくイメージ。
このお金は「使わないためのお金」=安心感のためのクッションです。
もちろんいきなりお金を用意するのは無理なので、
毎月の収入の一部を、無理がない範囲で別口座に分ける習慣がおすすめ!
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STEP2|収入の波が落ち着いたら「使い道」を分けて考える
少しずつ売上が安定してきたら、次は「お金の使い道」を意識してみましょう!
- 生活費(家賃・食費・通信費など)
- 自己投資(勉強、仕事道具、インプット)
- 楽しみ(旅行・推し活・趣味)
- 未来のためのお金(貯金・つみたてNISAなど)
- 社会保険(年金・健康保険)、住民税
収入がある月に一気に使ってしまうと、収入が少ない月に焦ってしまいます。
なので、1年間の収入全体でどういうお金の使い方をするか考えておくのがとっても大事。
たとえば、年間売上が300万円くらいあるとして、こんな感じ👇
- 家賃、食費含む生活費 11万円/月(年間132万円)
- 業務用のサブスク・ソフト代等の費用 3万円/月(年間36万円)
- 趣味用のお金 3万円/月(年間36万円)
- 貯金用のお金 2万円/月(年間24万円)
- 社会保険、住民税 3万円/月(年間36万円)
ザックリと毎月必要になるお金がこのくらい、というのが分かると、
1ヶ月で60万円入ってくる月があっても、「〇月分のために残しておこう」という振り分けができますよね!
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STEP3|「投資」や「保険」は焦らなくてOK
「みんなつみたてNISAやってるって聞いた」
「保険も入らないとダメ?」
そんな焦りもあると思いますが、それは収入や生活スタイルが安定してきたらでOK。
最初から全部整えるのは無理なので、ステップを分けて考えましょう。
- ✅ 投資 → まずは月5,000円からでもOK。
- ✅ 保険 → 入るなら「収入保障」や「医療保険」など最低限でOK。
何をやっても不安をゼロにすることはできないと思います。
でも、「ちょっとずつ安心できる状態を増やす」だけでも数年後の自分が本当に救われますよ!
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Q&A|20代でよくあるお金の悩み
Q. そもそも貯金できません…どうすれば?
A. 「余ったら貯めよう」は難しいです!
先に生活費+貯金分を別口座に移しておく「先取り貯金」がおすすめ!
Q. 年金って、フリーランスでも払うべき?
A. はい、国民年金は原則義務です。
ただし、収入が少ない場合は免除制度もあるので、まずは確認を!
Q. 収入が増えても不安が消えません…
A. よくある感情です!私もそうでした!
数字が増えても、不安の正体は「見通しのなさ」。
お金の使い道を明確にすると、余裕の幅も見えるので安心感が変わりますよ!
まとめ │ お金の不安は、”少しずつ整える”でOK!
- 生活費の3〜6ヶ月分を目安に「安心貯金」を作ろう
- 収入の使い道を分けて、心の余裕をキープしよう
- 投資・保険は焦らずOK。今の自分に必要なことからで十分!
「ちゃんと考えなきゃ…でも時間もお金も余裕ない」ってときほど、
いちど立ち止まって“今できること”を考えるだけで未来が少しずつラクになっていきますよ。