スーパーで買った肉・野菜といった食材も経費にできる?

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

税務関係のお仕事を引き受けると、
本当に様々なレシート・領収証を目にします。

事業主の方が
「これは間違いなく仕事に関連した支出です」
と強く断定するなら

こちらとしても
その主張を信じるしかありません…。

といいつつも、
「流石に無理があるのでは…?」
なんて支出もあったりするのが困るところ。

例)自宅近所にある
スーパーやコンビニのレシート

何も言われないで見たら
「夕飯のおかず買ったのかな?」
って思いますよね…。

こういうお買い物って
経費にできるものなんでしょうか?

生活用品は経費にならない

そもそもの話をすると
プライベートな出費は経費になりません!

ドラッグストアでシャンプー買ったとか
スーパーで夕飯の食材買ったとか
毎月の床屋代とか。

こういったものは
ビジネスしてなくても出ていくお金なので
経費になるとは言えないんですよね…。

税理士が関与してなければ
プライベートな出費であっても
経費に入れてしまう人もいるように思いますけど、

税務調査で突っ込まれた
何も言い訳できず、おもーいペナルティを喰らうので
やめておくようにしましょうね…。

会議費の余地あり!?

矛盾するような話になっちゃいますけど、

出費内容だけを見ても
「絶対に経費にならない」と
言い切れないのが税務の怖いところでして…。

たとえば自宅兼事務所に
仕事関係の人を招いて打ち合わせをした場合。

打ち合わせが長引いて
「一緒に鍋食いながら話そうぜ!」なんてなったら
そのための食材、飲み物代は会議費にできます!

もちろん嘘だったらアウトですけど
事実であればやましいことは何もないですし
議事録やメモが残っていれば否定しようがありません。

 

この他にもオフィスによっては
キッチンが設置されていることもあったり。

ゲーム制作や音楽制作会社さんだったら
外注の個人事業主さんがオフィスに出入りするので

近くのスーパーで食材を買ってきて
打ち合わせしながら食事を取るなんてこともありますよね。

こういうケースの場合でも
会議費として経費にしちゃって大丈夫です!

実態があるかが全て

経費に見えない出費であっても、
仕事で払ったお金なら経費に計上する余地があります。

逆に言うと経費っぽく見えても
プライベートの領収証は経費にすることはできません。

家電はついつい何でも
消耗品費に計上しがちなので注意…!

こういった判断は
一度曖昧するとズブズブいってしまうので

「実態のないものは経費に入れない」という軸を
しっかり持つようにしましょう!

 

◆余談

今日は久しぶりに
10時半頃まで寝ていました。

ぐっすり寝た感覚はあったのですが
目覚めはイマイチ…。

睡眠の質を向上させることは永遠のテーマになるかも知れません。