こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
個人事業主として活動していると、ふとこんなことに悩むこと、ありませんか?
「お世話になった人に、お中元とかお歳暮って贈った方がいいのかな?」
「そもそもフリーランスがそういうのってアリ?」
「気を使いすぎて逆に迷惑になるかも…」
この記事では、そんな“贈り物まわりのモヤモヤ”にやさしく寄り添いながら、
若手クリエイターさんに合った「うまい距離感のつくり方」をご紹介します。
まず前提:「絶対に贈らないとダメ」ではない
法人や伝統的な業界では、お中元・お歳暮が習慣になっていることもあります。
でも、個人事業主の多いクリエイター業界では「贈る・贈らない」が完全に自由なイメージ。
サラリーマン経験がない人だって、珍しくありませんからね。
「挨拶を大事にしたいから贈る」も素敵だし、
「負担に感じそうだから贈らない」も、まったく問題ありません。
どちらも間違いではなく、“自分のスタンスに合うかどうか”で決めて大丈夫です。
私は業種的に少しお堅いところがありますけど、元上司に必ず贈るというわけじゃなく、
自分にとって「この人は自分の人生を変えてくれた恩人」と思う人に、積極的に贈り物をしています。
◆おすすめ記事

どうしても迷うときは「関係性と相手の温度感」を見る
たとえば、以下のようなケースなら、ちょっとしたギフトやお礼の品が喜ばれることも。
- 毎月やりとりしている継続案件のクライアント
- 明らかにこちらを気にかけてくれている年上の方
- 以前、相手から贈り物をいただいたことがある場合
逆に、「相手が気を使いそう」「立場が対等な友人関係」なら、
気を使わせない選択=何もしない、も十分にありです。
「一度贈ったら毎年やらなきゃ…」って思う人もいるかもしれませんが、それも決まりはありません。
もし毎年やるのは気が重いなら、案件ひと段落したときに、区切りとして贈答品を渡すっていうのもOK。
「美味しいオリーブオイル見つけたから、好きって言ってた人に贈ろう」みたいな、
そんな突発的なギフトだってもちろんアリ。
贈ると決めたら、“無理のない範囲で、気持ちだけ”がベスト
金額でいえば、手土産や差し入れなら1,000〜2,000円程度、
お中元やお歳暮なら3,000円~4,000円程度がちょうどよく、相手も負担に感じにくいラインな気がします。
個人的にはこういうギフトが選びやすく、好評です👇
- コーヒーやお茶
- 焼き菓子
- オリーブオイル
- はちみつ
- フルーツジュース
- (特に夏)フルーツゼリー
あくまで“気持ちのおすそわけ”という感覚で贈れば、
相手にも伝わりやすく、変に構えさせることもないと思います。
Q&A:ギフトに関するあるあるなお悩み
Q. 一度贈ると、毎年続けなきゃダメ?
A. いいえ、そんなことありません!
一度きりでも失礼ではありませんし、「今年は特別にお礼を伝えたいな」くらいの感覚でOKです。
Q. お金が厳しい時期に、何もしないのは失礼?
A. まったくそんなことありません。
気持ちを込めたメッセージや、年末の挨拶メール1通でも、十分気持ちは伝わります。
“自分の生活を守りながら感謝を伝える”スタンスで、何も問題ないです。
まとめ │ 「贈る or 贈らない」よりも、大切なのは“想いの届け方”
- お中元・お歳暮は「必須」ではなく、自分のスタンスで選んでいい
- 迷ったら、相手の温度感や関係性をヒントに
- 贈るなら“無理のない範囲で気持ちだけ”がちょうどいい
感謝の伝え方に「これが正解!」はありません。
あなたらしいやり方で、少しずつ関係を育てていけたら素敵ですよ。
\ クリエイターの人付き合い・礼儀で悩んだら /
「これってお礼のお品、贈ったほうがいいのかな…?」
そんな迷いも、税務と一緒にクリエイター特化の税理士がやさしくサポートします。