【家具って経費になる?】クリエイターのためのデスク・椅子・棚の判断ポイント

クリエイターの税金・申告関係
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

作業環境を整えるために買った家具。

たとえば、こんなもの👇

  • デスク
  • ワークチェア
  • 棚や収納グッズ

これって経費になるの?って、疑問に思ったことありませんか?

 

この記事では、そんな“家具の経費化”について、クリエイターさん向けにやさしく解説していきます!

 

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まず結論:仕事に使っていれば経費になる可能性あり!

デスクや椅子、棚といった家具も、仕事に使っていれば経費として認められる可能性が高です。

ただし、

  • リビングなど、プライベートでも使っている家具 → 「家事按分」が必要
  • 高額な家具の場合 「減価償却」の処理が必要になる

という注意点があります。

専門用語出てきたので、ここからもう少し詳しく見ていきましょう!

 

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家事按分が必要なケースって?

家事按分っていうのは、

仕事とプライベートで共通して使っているモノを、使用割合に応じて経費にする方法です。

 

たとえば…

  • 自宅のリビングにある本棚 → 私生活のファイルも入ってて完全な業務用とは言いにくい
  • 座椅子としても使うワークチェア → プライベート利用もありそう

こういう場合は、「だいたい1日の活動時間のうち、○割くらい仕事に使ってるかな」といった基準で、

使用割合を決めて経費化することになります!

 

会計ソフトを使っていれば、

「家事按分」という機能を使えば、指定した条件に応じて自動で按分してくれますよ!

 

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10万円を超える家具は「減価償却」の対象に

購入価格が税込10万円以上の家具については、

原則として「減価償却」で数年かけて経費にしていきます。

 

具体的にはこういうこと👇

  • 10万円未満 → 買ったときに全額経費OK
  • 10万円以上 → 原則として数年に分けて処理(例:耐用年数8年など)

 

会計ソフトを使っているなら、

「固定資産台帳」という機能に、10万円以上した家具の必要情報を登録すると、自動で計算してくれます。

 

ただし、青色申告をしていて一定の条件を満たす場合は、

30万円未満の家具も一括で処理できる制度(少額減価償却資産の特例)があります!

 

この制度を活用すれば、デスク・チェアのような「ちょい高い家具」もその年の経費にしやすくなりますよ!

 

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こんな家具は?Q&Aでチェック!

Q. おしゃれな本棚や収納家具は経費になる?

A. 「資料や道具の整理に使っている」「仕事部屋に設置している」など、仕事に関係していれば経費にできます。

見た目重視のインテリア要素が強い場合は、按分すると安心です。

 

Q. DIYで作ったデスクも経費になる?

A. 材料費や工具費など、仕事目的で使った支出ならOK!

ただし、私的DIYと混ざっているときは、やや注意が必要です。

 

Q. 中古で買った家具でも経費になる?

A. もちろん大丈夫!

購入価格が10万円以上かどうかで判断することは変わりません。

ただ、中古の場合は経費にしていく年数がちょっと複雑なので注意!

 

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まとめ │ 家具の経費化、意外とハードル低いかも?

  • 仕事で使う家具なら、経費になる可能性あり
  • プライベートと共用なら、ざっくり按分でOK
  • 高額な家具は減価償却 or 特例をチェック

「なんとなく私物っぽいから経費にならないかも…」と諦めずに、

“どう使っているか”に目を向けてみると、意外と経費にできるもの、たくさんありますよ!

 

\ 家具や設備、経費になるか不安なときは /

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