こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
事業活動を行っていくうえで、
インプットってアウトプットと同じくらい大事ですよね。
だからこそ迷うのが、どこまで「経費にしていいの?」という点。
「資料として必要なら経費にできる」と言われても、
いざ帳簿付けしようとすると、「これって仕事用といえるのかな…?」と迷うこと、
多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、「資料はどこまで経費にできるの?」
「資料用って言っとけばなんでも経費にできる?」という点をやさしく整理していきます!
経費の前提は「仕事とのつながりを説明できるか」
経費になるかどうかは、シンプルにここで判断できます👇
- 仕事とのつながりを客観的に説明できる → 経費にできる可能性が高い
- 「なんとなく仕事に必要」など、根拠が乏しい → 経費にするのは難しい
ポイントは、「自分にとって必要かどうか」だけじゃなくて、
「他人に仕事とのつながりを説明できるか」です。
たとえば、こんな感じ👇
- 作品づくりの参考にするための書籍 → 業務との関連性が強く経費になりやすい
- 構図・演出研究のための映画 → 制作物に活かせる要素が強く経費になりやすい
- 明確な業務目的がなく買ってる漫画 → 経費にできない
仮に同じ資料だったとしても、どのような目的で購入したかが結構重要なんです。
「仕事の資料用」はどこまで言い訳として使える?
ここで気になるのが、
「仕事の資料用っていえばなんでも経費にできるんじゃない?」ってとこですよね。
結論から言うと、以下のとおり。
- 口頭での説明だけじゃなく、仕事とのつながりを示せる実態があるならOK
- 「資料用」というだけで、仕事とのつながりを明確に示せないならNG
たとえば、演劇等の舞台を観に行ったときも、
- 漫画家・アニメーターとして演者の所作・動作を研究して作品に落とし込む
- 「このインプットがいつか役に立つかも」という理由で鑑賞する
後者であれば経費にできないというのはなんとなく分かるんじゃないでしょうか。
大事なのは、「資料用」という言葉じゃなくて、「実際どう使ったか」。
もう少し具体的に言うと、
- 作品にどう活かしたか
- どの部分を参考にしたか
- 自分の制作や発信とどうつながってるか
こういうのが整理できてると、かなり判断しやすくなると思います。
自分で説明がつかない経費は入れないほうが無難
わたしのお客様にもオススメしている、
迷ったときのシンプルな基準があります。
- パッと説明が思いつかないなら、経費に入れないほうが無難
たとえば、
- 「なんとなく役に立ちそうだった」
- 「みんな買ってるから」
- 「あとから使うかもしれない」
こういう理由だと、根拠としては弱い…。
逆に、
- 「この構図を参考にした」
- 「〇〇案件のために使った」
- 「□□ジャンルに進出するため、理解を深める必要があった」
こういう説明ができれば、経費にするための根拠がグッと強くなります。
経費性を認めてもらうために大事なのは「それっぽいことを言えるか」ではなく、
お仕事とのつながりを、実態をもとに説明できることです。

判断に迷ったときは税理士に頼るのがおすすめ!
「グレーでよく分かんない…」ってときは、
税理士に頼ってしまうのが一番おすすめ!
ただ、顧問契約をしていない場合、
都度質問をしてしまうと、その回数分だけ報酬を請求される可能性があるので、
- 判断が付かない場合は、用途を簡単にメモしておく
- 「〇〇に必要」と言えるつながりがありそうなら、それもメモしておく
- ある程度量が溜まったら、スポット相談を利用してみる
こんな感じで活用するのが良いと思います。
また、「一般的な回答が聞ければそれでひとまず大丈夫」という場合は、
国税庁電話相談センターであれば無料で頼ることができるので、そちらも検討してみてください👇

まとめ │ 「資料用」は魔法の言葉じゃない
- 大前提は「仕事とのつながりを説明できるか」
- 「資料用」って言葉だけじゃ通用しない
- 迷ったら、パッと説明できるかどうかで判断する
判断に迷うのは、きちんと帳簿付けをしようとしている証拠です!
