こんにちは、三橋裕樹です!
昨日、優秀な士業先生方の話をClubhouseで聞いていたら、
長時間労働とスキルアップについて議論されていました。
仕事は人生の最終目的じゃないので、
仕事漬けの毎日を送ることで疲弊するのは避けたいところですが、
長時間労働が絶対悪といえないのも事実。
悩ましい話ではありますが
結局のところ、長時間労働って必要なんでしょうか?
半強制的に学べる長時間労働
さっそく私なりの結論を話すと
数年間は長時間労働を経験するのも大事だと考えてます。
もちろん自分の命を守ることは最優先事項なんですが、
入社時からずっと定時帰りの環境で
自らスキルアップできる人ってそう多くないと思います。
完全ホワイトでスキルアップを図れる環境もあるでしょうけど、
基本的に人は怠ける生き物ですから
自由な時間があればあるほど楽な方向に進んでいきやすいのは間違いない話で…。
仕事量を減らすことでクリエイティブな活動ができるようになる人は
実際のところ一握りしかいないのではないでしょうか。
それを前提とするなら、
長時間労働することで半強制的なOJTでの学習時間を増やした方が
スキルアップできる可能性は高いんじゃないかと考えてます。
机上の空論ではないリアルな体験を得られますし
キャリアアップする際に「〇〇ができます」と言いやすいですしね。
私も監査法人の頃は長時間労働をする日が多かったですが
その分だけ時間を浪費していたというわけではなく、
長時間働かせてもらったからこそ
短い年数で得られたスキルというのは実際にあります。
スキルは実践してこそ身に着くものなので
仕事という実践の場をもらえることを考えたら、
長時間労働を経験できることって、そこまで悪いことではないんじゃないかと思います。
(無駄な作業ばかりさせられるブラックな環境もあるでしょうが…)
「キツイ→ゆるい」へのシフトはしやすい
独立開業してから思うのは
「キツイ→ゆるい」へのシフトは想像より楽にできます。
よほど仕事が好きな人じゃない限り
「やらなくて良いなら仕事なんてしたくない」
というのが多くの人の本音でしょうから、
仕事量を減らすことって案外やりやすいんですよね。
私も前職のクセで
独立当初は忙しくないことに罪悪感を抱いてましたが、
3年目の今に至っては
「どうやって仕事以外の時間を増やそう?」という方に意識が向いてます。
これに対して、
「ゆるい→キツイ」へのシフトはどうでしょう。
結構勇気がいりますよね…。
今まで1時間しか勉強してこなかった人が
いきなり毎日8時間勉強できないように、
ハードワークを求められる環境に移行することは
そう簡単にできることではありません。
特に一度ホワイトな環境に身を置くとなおさらでしょう。
これを踏まえると、一度は長時間労働を経験した方が選択肢が広がるように思います。
「部活や受験みたいなもの」
複雑な話になってますが、
シンプルに考えると「部活や受験みたいなもの」なのかも知れません。
学生時代に部活や受験で
シンドイ思いをしたことがあると
逆境の時でも「あの時に比べれば…」ともうひと踏ん張りすることができます。
キツい時でもメンタルが折れないというのはとっても大事なこと。
(メンタルが折れると、体は元気でも回復に長期間を要します)
頻繁に人が倒れるような環境からは即逃げるべきですが、
ある程度の見返りがある仕事であれば、
長時間労働を経験することも一つの選択肢としてアリだと考えます。
ただ、自分の命が何よりも大事なのは間違いない話なので
そこは忘れないようにしましょうね!
◆編集後記
今日は愛犬の散歩用ウォーターボトルを新調しました。
こういった道具はどれも一長一短なところがあるので、「これがベスト!」と決めるのは難しいですね…。