コロナでブーム再燃のロードバイク!本体の購入代金は経費にできる?

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

新型コロナウイルスの影響で
電車、バス通勤をやめた人が増えたことと

Uber Eatsが一気に普及したことで
ロードバイクのブームが再燃してますよね!

小回りが利いて車より使いやすく
環境にも優しいので購入したい気持ちはありますけど

個人事務所を運営してるため
身の安全を考えるとなかなか手を出せず…。

オシャレなロードバイクで走ってるのを見ると
すごい羨ましい気持ちになります。

ところでロードバイクって
経費になるんでしょうか?

仕事で使っているなら車と同じ

結論から話すと
経費にすることはできます!

ロードバイクは
スポーツ、アクティビティの要素が強いですけど

移動手段という点でみれば
車やバイクと変わらないですよね。

完全に仕事でしか使ってないなら
全額経費にできますし、

プライベートでしか使ってないなら
1円も経費にできません…。

ただ、いくら通勤用に買ったとしても、

ほとんどの人は
休日にロングライドを楽しむことが多いでしょうから

使う頻度や移動距離などを目安に
購入金額を家事按分するようにしましょう!

償却年数は2年!

事業に使うモノとして
どういった処理が必要になるか見ていきましょう!

青色申告なら
30万円未満で購入した場合は

家事按分後の金額を
買った年に全額経費にすることができます。

(白色申告なら10万円未満が対象)

ただ、ロードバイクって
モノによってはフレームだけで
100万円を超えたりしますよね…。

ハイエンドモデルが
仕事に必要かと言われると難しいところですけど、

30万円を超えるようであれば
「車両・運搬具」として固定資産に計上することになります。

そして気になる償却年数は2年!

(国税庁の耐用年数表より)

実際に2年で自転車を買い替える人って
ほとんどいないと思いますが

国税庁が決めてくれてるので
2年間で減価償却すればOKです!

ロードバイク関連の備品は注意が必要

移動用の乗り物として
ロードバイク本体を経費にできる可能性はありますけど

ロードバイク関連の備品は
注意が必要です。

たとえばロングドライブのために
大きなサイドバッグを購入した場合

仕事で必要なければ
もちろん経費にはできません…。

また、自転車のメンテナンス費用は
経費になりますけど

より早く走るために
タイヤ、ギヤを買い替えても

仕事に関連する支出かというと
結構説明しにくいですよね…。

あくまで仕事に関連するかどうかで
経費にできるか判断するようにしましょう!

 

◆新しいこと

溝ノ口 BIZComfort。