【作業部屋の家賃、何割が経費?】クリエイターの自宅兼事務所の家事按分ルール

クリエイターの税金・申告関係
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「仕事は全部自宅でやってるけど、家賃って経費にしていいの?」

「何割までならOK?」

そんな疑問をよく聞きます。

 

この記事では、自宅兼仕事場の”家賃や光熱費”を経費にするための基本ルールを、

クリエイターさん向けに分かりやすく解説します!

 

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① 自宅でも「仕事で使ってる部分」は経費にできる

賃貸物件であれば毎月賃料を支払うことになりますが、

事業用に使っているスペースがあるなら、その割合に応じて経費にできます!

 

たとえば、こんなケース👇

  • 1部屋を完全に作業部屋にしている
  • 作業時間の大半をその部屋で過ごしている

こういう場合は、家賃の一部を経費にしてOK!

 

ポイントは、「仕事専用のスペース or 時間がどのくらいか」を説明できるかどうか。

 

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② 家賃の〇%?具体的にどう決めるの?

家事按分するためには、プライベートとお仕事の割合を決める必要がありますが、

基本的には以下の2つを使って割合を算出します👇

  • 面積ベース(例:自宅60㎡のうち10㎡が仕事部屋 → 約17%)
  • 時間ベース(例:1日8時間 × 週5日使用 → 約24%)

 

私のお客様の割合を見てみても、

一人暮らしであれば、面積×時間の両方でバランスをとって15〜30%程度に設定する人が多いです。

もちろん、完全作業部屋として借りているなら100%経費計上OK!

 

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③ 家賃以外に経費にできるものは?

家賃以外にも、以下のような支払も按分することで経費にできます👇

  • 共益費(管理費)
  • 水道光熱費(按分対象)
  • ネット回線費(仕事比率が高くても、自宅なら50%くらいが妥当)

家族との共用スペースや生活費的な部分はしっかり区別して処理しましょう!

 

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まとめ|「どのくらい仕事で使ってるか?」を説明できるように!

  • 自宅の一部が作業場なら、その分を家事按分で経費に
  • 面積や時間から、15〜30%前後が現実的な目安
  • 証拠や記録があれば、調査時も安心!

なんとなくではなくて、根拠を持って割合を決めるようにしましょう!

 

\ 家賃・光熱費、どこまで経費になる? /

「割合ってどう決めればいい?」「ほかに落とせる費用はある?」

そんな疑問も、あなたの暮らし方に合わせクリエイター特化の税理士が一緒に整理します!

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