こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
“収入の波”って、クリエイターならではの悩みですよね。
「今年は大きい案件が入って収入がドン! でも来年はどうなるか分からない…」
そんな”波のある収入”でも損しないための制度が「平均課税制度」です。
どんなものか簡単に言うと、税金の計算を”過去2年の平均額”をもとに安くしてくれる制度!
この記事では、クリエイター向けの「平均課税制度」について、やさしく説明します!
誰が使えるの?
この制度は、変動所得や臨時所得がある人が対象。
クリエイターでいうと👇
- 原稿料・作曲、編曲料の報酬がある人
- 印税などの著作権収入がある人
- 特定の年に著作権使用等で大型案件の契約金をもらった人
原稿料や作曲料は、所得税法上も「変動所得」として認められているので安心して使えます。
どんなメリットがあるの?
たとえば、普段所得(すべて変動所得と仮定)が500万円の人が、
ある年に800万円の変動所得だったとします。
所得控除が100万円であれば、課税される所得は700万円となって、
100万円弱の所得税が発生することに…。
これに対して特例を適用できれば、
ザックリですが70万円程度の所得税額に収まるので、
お金の動きは何も変わっていないの節税することができ、手取りがグッと増えます。
どうすれば使える?
変動所得があるだけじゃダメで、いくつかの条件もあります👇
- その年の変動所得が、過去2年の変動所得の平均額より多いか
- その年の変動所得が、総所得金額の20%以上か
つまり、「今年、めっちゃ印税入ってきた!」っていう年にこそ使える制度です!
使い方や計算はむずかしい?
正直にいうと、計算はちょっと複雑です…。
所得の区分・調整・控除など細かいルールがあるので、
「使えそうかも?」と思ったら、税理士に相談するのが確実!
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まとめ|収入に波があるなら”平均課税”は知っておいて損なし!
- 変動所得がある年は、税金がガツンと高くなりがち
- そんなときは「平均課税制度」で節税のチャンスあり
- 漫画家・作曲家は使える可能性が高い
わからなくて当たり前なので、「これ使えそう?」ってだけでもOK。
気になったら、税理士に相談してみましょう!
\ 収入に波があるクリエイターさん、大歓迎です! /
「この年だけすごく売れたけど、税金が不安…」
「平均課税って自分も使えるの?」
そんなときは、クリエイター専門の税理士が一緒に確認&アドバイスします!