クリエイター業の衣装代はどこまで経費になるのか?

税務関連

こんにちは、三橋裕樹です!

クリエイター業の方にとって
メディアやステージに出ることはお仕事の生命線のようなもの。

そこで必要となる衣装代ってどこまで経費にできるのでしょうか?

ドレス代は全額経費でOK

まず分かりやすいのが、
ドレスのような明らかにプライベートで使わない服の場合。

これは全額経費に計上してOKです!

デザインの綺麗なワンピースくらいであれば
プライベートで着ることもあるかも知れませんが、

ステージで演奏する際に着るようなドレスは、
私服に使うにはあまりにも重いですし、装飾も派手ですよね。

それを見て
「これはプライベートでも使うでしょ?」と言うのは流石にムリがあります…。

男性でも同じように、
ステージ上でしか着ることが無いような、派手なスーツ・ジャケットは全額経費に計上してOKです。

プライベートでも使えるオシャレな服は一部経費

対談やインタビューだったり、
宣材写真を撮る時に着るような

普段でも使えるけど、ここぞという時のための服っていうのもありますよね。

デザイン性の高いシャツとか、
質感の良いニットとか。

お値段が高いので仕事だけでしか使わないというのももったいなくて、
ドレスコードのある高級レストランに行く時にも使ったりするかも知れません。

そういう場合は、
プライベートでも使っているので、家事按分をして一部を経費にします。

↓家事按分についてはコチラ

家事按分対象になる経費と、按分比率の計算例
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気になる按分比率ですが、
これはもう使用割合が一番分かりやすいと思います。

たとえば、
10回その服を着たうち4回仕事で着たということであれば、40%経費に入れる合理性があるかなと。

他の方法でももちろんOKですが、
按分する場合には、その比率の算定根拠を示せるようにしておきましょう!

仕事で使わない服は経費に入れちゃダメ

少し前に芸人の方が話題になりましたが、
仕事で使ってない服やアクセサリーを経費に入れるのはNGです!

経費はあくまで「仕事上で必要となる出費」を入れるものですから当然ですね。

もし業界仲間の人がやっていても
それはたまたま見つかってないだけの話。

税務調査で指摘されたら、
ペナルティが課される可能性があるだけでなく、実態のある経費まで疑われてしまいますので注意しましょう!

 

◆編集後記

今日は普段通らない脇道を散歩していたら、

たまたま大きなお寺を見つけたので参拝して手と口を清めてきました!明日からまた頑張ります!