こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「日々の疲れを回復するために、副交感神経を高めましょう」ってよく聞きますよね。
わたしも瞑想や入浴をしながらの深呼吸を習慣にすることで、
日中の脳疲労をなるべく癒せるようにしています。
でも、じつは副交感神経だけを高めても、自律神経のバランスは整わないんです。
この記事では、副交感神経と交感神経のバランスで自律神経を整える習慣について、
クリエイターさん向けにやさしく整理してみました!
そもそも自律神経ってなに?バランスが大事な理由
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つで成り立っていて、
私たちの体や心を自動で調整してくれる大事な仕組みです。
- 交感神経: 活動・緊張・集中をつかさどる(アクセル)
- 副交感神経: 休息・回復・リラックスをつかさどる(ブレーキ)
現代社会において、「副交感神経を高めよう」という意識はいいことなんですが、
じつはバランスを意識しないとこんな不調につながります👇
- 交感神経が優位になりすぎ → 不眠・イライラ・疲労感が抜けない
- 副交感神経が優位になりすぎ → 眠気・だるさ・やる気が出ない
たとえば、徹夜で作業したあとにハイテンションのまま眠れないのは交感神経が優位すぎる状態。
一方で、寝起きにやる気が全然でなかったり、1日ダラダラ過ごして何も手につかないときは、
副交感神経が優位すぎる状態です。
大切なのは、必要なときに交感神経を優位にすることでしっかり集中できて、
休むときは副交感神経を優位にすることでしっかり休息を取ること。
この切り替えがスムーズになると、
生活にメリハリがついて、お仕事を長く続けられるようになっていきます。
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クリエイターさんが取り入れやすい、自律神経改善習慣
自律神経を改善するための方法のなかでも、
取り入れやすいものを5つ紹介します👇
① 朝の「太陽光」と「動き」で交感神経をスイッチオン
起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びたり、軽くストレッチや散歩をする。
これだけで交感神経が自然に働き、1日の集中力の土台が整います。
夜更かししがちなクリエイターさんは寝起きにスイッチが入りにくいからこそ、
強制的に体を目覚めさせる習慣を取り入れるのが効果的。
ほんの5分の深呼吸や犬の散歩、窓辺での伸びでも、体内時計をリセットするきっかけになります。
② 夜は「照明」と「呼吸」で副交感神経をオンに
夜は寝る前にスマホの強い光を避けて、間接照明やキャンドルライトで過ごすのがおすすめ。
また、深呼吸や軽い瞑想を取り入れると副交感神経が働いてリラックスモードに切り替わります。
「作業に没頭しすぎて気付いたら深夜…」というときほど、
あえて照明を暗くして、「もう寝る時間だよ」と脳・体に合図を送りましょう。
部屋のシーリングライトを上下発光できるものに変えると、一定の明かりは保てるのでおすすめ!
また、深呼吸・瞑想は「やっても変わらない」と思われがちですが、
呼吸に意識を向けるだけで脳の活動が落ち着き、翌日の集中力にもつながります。
③ 食事やおやつは「適量で済ませる+時間を決める」ことを意識
食事・おやつは「なるべく時間を決めて、適量を食べる」ようにしましょう。
不規則な生活習慣・偏った食事も自律神経を乱す原因になり、
食事・おやつの食べすぎは血糖値の乱高下により、交感神経を無駄に刺激してしまいます。
さらに、寝る前にご飯を食べてしまうと、
脳は休みたいのに消化のために内蔵が働くことで寝つきが悪くなり、睡眠不足の原因にも。
④ 目的に合わせた運動
適度な運動習慣が大事なのは知られていますが、強度によって自律神経に与える効果も違うんです。
筋トレすれば交感神経が優位になり、ヨガやストレッチなどは副交感神経を優位にしてくれます。
激しい運動後は、体が「回復モード」に入ることで副交感神経が優位になるものの、
交感神経が一度高まることでダルさが吹き飛び、副交感神経の働きが気分が落ち着きやすくなるので、
集中力アップとメンタルの安定の両方に効果的。
ヨガやストレッチはリラックス状態を高めてくれ、反動で交感神経が優位になるわけでもないので、
いろいろなことに意識や思考が向いてしまうとき、脳疲労が強いときに、寝る前におすすめです。
⑤ 在宅クリエイターさんは「オン・オフのルーティン」を持つ
在宅でひとり黙々と作業をしていると、オン・オフの境界線があいまいになりがち。
とくにクリエイターさんは、仕事以外のときも創作のことで頭がいっぱいになりやすいですよね。
だからこそ、「ここからは仕事」「ここからは休み」と区切りをつけることで、
意識的に脳のモードを切り替えてあげるのがおすすめです。
たとえば、
- 作業を始める前にお気に入りの音楽を流してテンションを上げる(交感神経を刺激する)
- 作業を終えるときに日記やメモを書いて気持ちを整理(交感神経を鎮める)
このように習慣化したスイッチを持つと、無理なく切り替えられるようになります。
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Q&A:自律神経に関するあるあるなお悩み
Q. 夜型生活でも自律神経を整えられる?
A. はい、大事なのは「規則性」です!
夜型でも、起きる時間と寝る時間を一定にしつつ、
睡眠・食事をきちんととることで自律神経が安定化しやすくなります。
Q. 瞑想や呼吸法って本当に効果ある?
A. 科学的にも副交感神経を高める効果が確認されています!
いきなり魔法のような効果を得ることはできませんが、
短時間でも習慣化すると気分が安定しやすくなり、集中力アップにもつながります。
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まとめ │ 交感神経・副交感神経どちらも大事!
- 副交感神経だけでなく、交感神経とのバランスがカギ
- 朝は太陽光と動きで交感神経を優位に、夜は照明と呼吸で副交感神経を優位に
- オンとオフのリズムを習慣化することで、集中と休息が両立できる
\ 習慣を味方につけたいクリエイターへ /
筋トレや生活習慣づくりも、実は仕事や収益につながります。
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