【単価が低すぎるかも?】クリエイターが“値上げ”を考えたときの見直しポイント3つ

クリエイターの独立開業
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

個人事業主として活動していると、

「今の単価って、自分の実力や提供価値に見合ってるのかな?」って分からなくなることありませんか?

 

特に駆け出しの頃は「とりあえず受ける」が多くなって、

そのままズルズル続けてる…ってケース、けっこう多いです。

 

この記事では、そんなときに役立つ「単価を見直すときの考え方」を、

クリエイターさん向けに3つ紹介します!

 

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① 時給換算してみる

まずおすすめなのが、「この案件、時給に直すといくら?」という視点。

たとえば、単価5,000円の案件を、工程別の作業時間で分けてみましょう。

  • 実作業2時間
  • やりとりや修正で1時間
  • 構想で30分

これだけでも、時給約1,400円!最低賃金よりちょっと高いくらい…。

 

つまり、学生アルバイトと同じ程度の報酬しか請求できていないことになります。

もし、スキルや経験が上がっていて「差別化」できているなら、間違いなく見直しのサイン!

 

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②「リピート案件」か「初回のみ」か

単価がちょっと低めでも、

継続的に依頼がある or 将来の仕事につながるなら、今は投資として割り切るのもアリ!

トータルで回収できれば全く問題ありません。

 

逆に、単発かつ値下げ交渉あり+お礼も曖昧…な案件は、「時間を奪われるだけ」の可能性も。

大切なのは、自分の時間をちゃんと守れる関係かどうか。

 

もし単発であっても、適正な報酬を払ってくれる人はちゃんといます。

しかもそういう人って、満足度が高い商品・サービスを見つけると友達に勝手に紹介してくれたり。

 

自分の時間を増やすことはできませんから、

自分自身も納得のいく取引ができるお客様に向けて、仕事をしていきましょう!

 

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③「他の人もこの金額でやってる」と思い込んでない?

意外と落とし穴なのが、「他の人もこの価格帯だろうから…」という思い込み。

SNSで見かける価格表や案件例って、参考になるようで実はバラバラ。

 

実力・ジャンル・条件…などなど、前提となる条件って人にとって全然違います。

大事なのは、「今の自分が納得できる価格かどうか」。

 

自分が納得できる価格で買ってくれる人がいるなら、それはもう適正価格ですし、

もし買ってくれる人がいないなら、その価格に見合うサービス・商品を提供できるようにスキルを上げればOK!

 

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値上げは「勇気」よりも「整理」から

単価を上げるって、なんとなく怖い。仕事が減るかもって不安もある。

 

だから、まずは「自分の働き方と金額が合ってるか?」を見直すだけでもOK。

いきなり値上げしなくても、整理しておくだけで今後の判断がしやすくなります。

 

もし働き方と金額が合っていなくて値上げするときも、

既存プランの値上げをしつつ、「働き方を抑えた別プランを用意する」なんて方法もあります。

 

自分が疲弊・消耗する働き方を続ける前に、少し立ち止まってみてもいいかもしれませんよ。

 

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Q&A|よくある疑問

Q. いきなり価格を上げたら、クライアントに引かれない?

A. 「次回から新しい価格でお願いしたいです」と、理由や価値をセットで伝えれば大丈夫!

誠実な提案であれば、お客様も理解を示してくれることが多いです。

 

Q. 値上げしたら仕事が減る気がして怖い…

A. 一時的に減ることもあるかも。

でも、単価が上がると「無理しない働き方」に切り替えられて、結果的に心の余裕も増えます。

 

まとめ │ 単価を見直すことは、自分を大切にすること

  • 時給換算で「割に合うか?」をチェックしてみる
  • リピート性・今後のつながりも考慮しよう
  • 「他人の基準」でなく、自分の納得感を大切に

単価の見直しは、自己評価や働き方の整理にもつながります。

今の自分にとって「ちょうどいい価格」って何だろう?と、ゆっくり向き合ってみましょう。

 

\ 単価や契約内容にモヤモヤしたら /

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