こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
何かを勉強して知識を付ければ付けるほど分からないことが増えていきませんか?
この現象、受験勉強であれば精神的にとても辛いものですが、
最近はむしろ良いことだと思うようになってきました!
分からないことさえ分からない
そもそもその分野の知識がなければ分からないことさえ分かりません。
例えば、スマートフォンの通信を大手キャリアと契約している人の中には、未だに格安SIMの存在を知らないという人もいるでしょう。
また、Google検索によると世界には7,000を超える言語があるようですが、私たちはその1%も知りません。
(私は20個も挙げられないです…)
たまたま自分の近くで残りの99%である言語(仮にA語とします)が話されている時であっても、「タイ語かな?」なんて適当なことを言ってしまうかも知れません。
つまり、そのA語が存在することすら知らないということ。
世の中には存在すら知られていないことが山ほどあるんでしょうね…!
学習することで「分からない」ことが増える
学習することの大きな目的は自分が使える知識を増やすことですが、
「存在すら知らない」ことを減らして「分からない」ことを増やすというのも目的の一つだと考えてみてはどうでしょう。
語学を例にすると、勉強すればするほど以下のようなことがますます分からなくなったりしますよね。
- 単語
- 男性名詞か女性名詞か
- 発音
- 使うシーン
- 文法
ただ、勉強を始める前に比べて「何が分からないのか分かる」ようになっているハズです。
「分からない」なら調べられる
「何が分からないのか分かる」のであれば調べることができます。
英語であれば、「be動詞 使い方」と調べれば懇切丁寧なサイトが山ほど出てきますよね。
会計士だって、お客様から聞かれることの全てを理解している訳ではないので必要に応じて会計監査六法なり書籍を読み漁って調べる訳です。
逆の話をすると、ミニ四駆に多少慣れた人であればコースアウトを防ぐためのパーツ構成を調べて試すことができますが、ミニ四駆をやったことがない人はもしかしたらコースアウトすることさえ知らないかもしれません。
ポケモンの話であれば、個体値・種族値・努力値といういわゆる三値を知ることが勝負で勝つための最低限の条件になるでしょうが、初代しかプレイしたことがない人のほとんどはその情報を知りませんので調べることもなかったでしょう。
(知りたくもないかも知れませんが笑)
何はともあれ、「分からない」ことがあった場合でも、これだけネット検索が発達しているので調べて理解することさえできれば問題ないことがほとんどです。
「分からない」ことが増えると凹んでしまいがちですが、「分からない」ことが増えるのも良いことだと捉え、ガシガシ学んでいきましょう!
◆編集後記
昨日は法人の確定申告1件を終えました!
今月は残り2件ですが、無理をしなくてもなんとかなりそうで良い感じです。