お客様からいただく質問に「はい」「いいえ」だけで答えない理由

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

税理士と顧問契約するメリットの1つは
一人で悩まず、税理士に質問できることですよね。

税理士側からしても
信用されていることを実感できるので

お客様からポンポン質問してもらえるのが
ありがたいなぁと日々感じています。

お客様がいなければ質問なんてこないですからね…。

そしてお客様から質問をもらったときは
「はい」「いいえ」だけでは済ませないようにしています。

お客様が本当に分からないことは何?

お客様から質問を受けると
ついつい即レスを考えちゃいますが

質問に対する回答を返すだけだと
お客様の疑問を完全に解消できないことがあります…。

たとえば役員報酬が低額で
源泉徴収が発生しないようなケース。

もし自分がお客様の立場だったとして

「システム上で源泉徴収されないんですけど
これって大丈夫ですか?」

と税理士に質問して

「大丈夫です!」とだけ回答されても
大丈夫な理由を教えてもらえてないので
何だかモヤモヤしちゃいますよね…。

なのでこういった例に限らず
お客様に質問を受けたときには
結論とその理由をザックリとでも回答するようにしています。

これだけ見ると
当然の話かと思うかも知れませんが

お客様にお話を聞いてみると
そうじゃない税理士さんもいるようで…。

(契約プランの兼ね合いもあるとは思いますが…)

お客様の会計・税務スキルアップにもなる

お客様の質問に対して
理由や参考サイトも添えて回答することで

お客様の会計・税務スキルも
自然とアップしていきます。

先ほどの源泉徴収の話にしても
その理由をメッセージだけで返信するよりも

国税庁のサイトを
参照URLとして添えつつ

「ここに載ってますよ!」とお伝えすれば
お客様が情報の原典に当たる機会が増えますよね!

そうするとお客様の中にも
会計・税務の考え方や根拠が蓄積されていき

同じようなケースが今後発生したときに
ある程度お客様自身でも判断ができるように。

いくら税理士と契約しているといっても
基礎的な話は理解できていた方が良いに決まってますよね!

長文回答は時と場合により

そうは言いつつも
スピーディな返信が求められるときに

長文でツラツラと回答するのは流石にNG。

「今税務署にいるんですけど!」っていう時は
詳細に回答をもらうより先に結論だけ知りたいハズ。

お客様のためを思い
真心込めてメッセージするのは良いことですが

空気を読みながら
対応できるようにしたいですね!

 

◆新しいこと

ある案件の成約。