【これだけは押さえて!】クリエイターが個人事業主になる前に知っておきたい3つのこと

クリエイターの独立開業
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

最近、「フリーランスとして独立を考えてます」という相談が増えてきました。

その中で多いのが、「事前に何を知っておけば安心ですか?」というご質問。

 

そこで今回は、独立直前によく聞かれる3つのことを厳選してご紹介します!

これから一歩踏み出すあなたの不安が、少しでも軽くなりますように。

 

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① 年末調整はもう関係ない?

会社を辞めると、年末調整は「してもらう側」から「自分でする側」に変わります。

とはいえ、個人事業主である自分自身には「年末調整」という手続きはありません。

確定申告で1年の収支をまとめて申告すれば、それでOKです。

 

ただし、誰かにお給料を支払っている場合は、自分が「会社」と同じ立場に。

その人の「年末調整」が必要になるので注意しましょう。

 

② 健康保険は任意継続が得なの?

会社を辞めたあとに気になるのが、健康保険料の高さですよね。

 

一見すると「会社の保険を任意継続すれば安いのでは?」と思いがちですが、

実は任意継続は全額自己負担になるため、会社員時代の”2倍”近くになることも

 

一方で、国民健康保険は前年の所得に応じて金額が決まるので、

独立1年目で収入がまだ少ない場合は、むしろ安くなることもあります。

必ず「任意継続と国保、両方シミュレーションしてから決める」ようにしましょう!

 

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③ 赤字でも確定申告って必要?

「今年はあまり稼げなかったから、申告しなくていいですよね?」

この質問もとっても多いです。

 

でも、たとえ赤字でも確定申告はしておいた方が絶対に良いです。

  • 赤字を「翌年以降に繰り越せる(青色申告なら)」
  • 所得証明として、住宅ローンや賃貸契約・奨学金の手続きにも使える

源泉徴収票がもらえなくなる分、確定申告書が唯一の”収入の証明書”になります。

 

申告をしないなら年収が0円と同じ。これは避けるようにしましょう…。

 

まとめ|「会社がやってくれてたこと」を自分で把握することが第一歩!

  • 年末調整は不要!ただし人を雇うなら対応が必要
  • 健康保険は任意継続 or 国保、損しないように比較が大事
  • 赤字でも確定申告しておけば後々にメリットがある!

独立はわからないことだらけですが、ひとつずつ備えていけば大丈夫。

不安なことは、どうか一人で抱え込まずに相談してくださいね。

 

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