こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「この美術展、資料にしたいから行こう」
「このライブ、表現の研究になるかも」
そうやってチケットを買ったけど、「これ、経費にしても大丈夫かな?」って不安になることありませんか?
この記事では、創作活動のインプットとしてのチケット代について、
経費にできるケース/できないケース、そして判断のコツをクリエイターさん向けにわかりやすく解説します!
原則:仕事に“直接関係している”なら経費OK!
税法上、経費にできるかどうかのポイントは、「事業との関連性があるか?」です。
たとえば、こんなパターンはOKの可能性が高い👇
- イラストの資料として、美術展を見に行った
- 作詞、編曲のインスピレーションを得るために、ライブに参加
- 漫画作品の構成づくりの参考に、舞台を観に行った
目的が明確で、創作に関係していれば、基本的に経費にして問題なし!
趣味っぽく見えるとNG判定される可能性も…
たとえば:
- ただのファンとしてライブに行った
- 友達と娯楽目的で遊びに行った
- 特に仕事に使わなかった(報告も記録もない)
この場合は、プライベートと判断されてしまうこともあります。
なので、「ちゃんと仕事の一環だった」と説明できるようにしておくことが大事なんです
クリエイター向け|経費判断の3ステップ
① 創作への関連性をメモしておく
帰ってきたあとに、以下を簡単にメモしておきましょう👇
- どの作品の資料に使ったか
- 何を参考にしたか
- どんな発想・表現に活かせそうか
「どうお仕事に活かしたか」のメモを残すと、説得力があがります!
② SNS・ポートフォリオでアウトプットしておく
「この作品、〇〇展での刺激からできました」など、
アウトプットの証拠があると、経費の裏付けにもなります。
③ チケットやオンライン明細は保存しておく
紙チケットなら写真でOK、電子ならスクショやPDFを保管。
作品名・会場・日時がわかる情報をセットで残しておきましょう!
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Q&A|チケット代の経費処理でよくある疑問
Q. インプットのために行ったけど、作品にまだ反映できていません…
A. それでもOK!
すぐに成果が出なくても「目的」があれば経費にできます。ただ、記録だけは残しておきましょう!
Q. 交通費・宿泊費も一緒に経費にできる?
A. できます!
ただし目的が「資料集め」「取材」など、明確な場合に限ります。ついでの観光・遊びはNGです⚠️
Q. 同じ作品をもう一度観に行ったら、何回目まで経費?
A. これも“回数制限”は明確にはないけど、
あまりにも趣味っぽく見えると説明しづらくなるので注意です。
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まとめ │ チケット代は「目的」がカギ!
- 創作や資料としての目的があれば経費OK
- メモ・発信・証拠の3つを残しておこう
- 趣味や遊びとの線引きに気をつけて!
チケット代も、工夫次第でちゃんと経費になります!
あなたの感性や表現を育てるインプットを、大切に活かしていきましょう!