こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
作業に詰まったとき、気分を変えたいとき…
カフェでノートPCを開いて作業してる方、多いですよね。
でも気になるのが、カフェ代って何回まで経費にできるの?
毎回同じカフェで作業してるけど、税務的に大丈夫?という疑問。
今回は、「カフェ代を経費にするための考え方」を、税理士目線でクリエイター向けにわかりやすく解説します!
① カフェ代は「会議費」扱い
カフェ代は基本的に「会議費」として処理されることが多いです。
特に打ち合わせや商談で利用した場合は、明確に業務関連性があるため、堂々と経費にできます。
一方で、「一人で作業するために使ったカフェ代」は、
使い方によって個人的な消費とみなされるリスクもあるため注意が必要。
利用するときは、ご飯やスイーツを食べるためじゃなく、
仕事の作業場として使ったことが証明できるように、注文は最低限の飲食におさえましょう。
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② 頻度が増えると「生活費に見なされる」リスクがあるかも
毎日同じカフェで作業していて、それをすべて経費処理していると、
税務署から「それって生活費では?」と疑われる可能性があります。
特に以下のようなケースは要注意です👇
- 毎日のように同じカフェでレシートが出てくる
- 金額もパターンもほぼ同じ(例:毎日500円)
- 使用目的が「気分転換」「居心地がいいから」だけ
このような場合は、「業務に必要だったことの説明」をできるようにしておくことが重要になります。
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③ 経費にするためのポイントは「業務関連性」と「記録」
カフェ作業を経費にしたい場合、以下のような工夫をしておくと安心です👇
- 作業内容のメモ(例:「構成案出し」「見積書作成」など)
- 日記・スケジュール帳などに利用目的を記録
- 週1〜2回程度など、常識的な頻度にとどめる
日々の作業日誌(日付、作業内容、場所)を残しておくのもおすすめ!
「この日、何のためにここで作業したか」を後から説明できる状態を作っておけば、経費性が認められやすくなります。
まとめ|カフェは「目的」と「回数」がカギ!
- 打ち合わせや明確な業務目的があれば、経費OK
- 一人作業でも「業務に必要だった証明」があれば大丈夫
- 頻度や金額が一定すぎると、生活費扱いされやすいので注意
「何となく毎日行ってる」ではなく、
ちゃんと意味のあるカフェ作業として、しっかり経費処理していきましょう!