こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
法人成りして初めての確定申告。
「苦労したけどやっと申告書できた〜!」と思ったら、
「勘定科目内訳明細書なんてものも作らなきゃいけないなんて…」
よくあるお悩みです。
でもこれ、ただの添付書類かと思いきや、かなり大事なチェックツールとして使えます。
この記事では、勘定科目内訳明細書について、クリエイター向けに分かりやすく説明します!
勘定科目内訳明細書ってなに?
法人の確定申告のときに提出する資料で、
「預金」「売掛金」「借入金」「役員報酬」など、決算書に載っている数字の”中身”を明細で出す書類です。
たとえば、
- 預金が各口座にいくらあるか
- 売掛金は誰に対して、いくら残ってるか
- 役員報酬は誰に対して、いくら払ってるか
こういう情報を明細書という形で記入することになります。
滞留・消込ミスがわかる
この明細を作ってるときに、よくあるのが👇
- 売掛金が1年前から動いてない…(実は入金済)
- 役員からの借入が未処理で残ってる…
- 源泉所得税で預かったまま未納付のものがある…
つまり、“帳簿の見直しチェック”としてめちゃ使えるツールなんです。
この内訳明細書を正しく作れるということは、日々の会計登録も正しくできてる可能性がすごく高い!
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融資のときも、バッチリ見られてます
この明細書を数年並べれば、「資金の滞留」や「回収見込み」を見ることもできます。
売掛金が何年も放置、役員貸付がずっと増えてる…なんて書類はもちろん信用ダウン…。
小規模法人の場合は、面倒でもなるべく詳しく書いた方が好印象です!
まとめ|内訳明細書は「お金の棚卸し」
- 「数字の中身」を明細で見える化する資料
- 滞留やミスに気づける大チャンス
- 銀行も見る=外部評価にも影響あり!
きれいな内訳明細書をつくるためにも、日々の会計登録からしっかりやっていきましょう!
\ 法人化したばかりのクリエイターさんへ /
「この内訳書ってどこまで出せばいいの?」
「役員貸付って問題あるの?」
そんな疑問も、クリエイター法人に特化した税理士がやさしくサポートします。