【クリエイター向け】売上と自分らしい働き方、どちらが大事?判断基準を解説!

クリエイターのお仕事全般
スポンサーリンク

こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

収入を増やしていくこと。

自分らしいペースで働いていくこと。

どちらも、長くお仕事を続けていくためには大事なことですよね。

 

でも、ふとしたときに、

「もっと稼ぐために少し無理した方がいい?それとも自分らしい働き方が大事?」

と迷ってしまう局面が出てくることもあると思います。

 

そこでこの記事では、「売上」と「自分らしい働き方」のバランスをどう取ればいいかについて、

やさしく整理してみました!

 

お仕事の方針に迷いが出ているクリエイターさん、ぜひ読んでみてくださいね!

 

スポンサーリンク

どちらを選んでも正解

まず最初に伝えたいことは、

売上を優先しても、自分らしい働き方を優先しても、どちらも正解ということ!

 

そもそも置かれている状況が変わればどちらを優先すべきかも変わりますし、

個々人の価値観によって、どういう状態が一番理想かも違いますよね。

 

そのため、「自分にはこの方針が合ってる」とこだわる必要はなくて、

  • 夢や欲しいもののために、収入を優先したい
  • 新しい作品を生み出すために、自分らしい働き方を優先したい

こんな風にコロコロ変えたっていいんです。

 

たとえ周りの同業者がお金を使う暇もないくらい働いていたって、

自分にとっては自由な時間を確保できることが大事なら、

「わたしも同じくらい頑張らなきゃ」って、他人に合わせる必要はありません!

 

◆おすすめ記事

【高級車や高級時計は無駄?】経費とは別のクリエイターにとっての「価値」
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「この買い物って無駄じゃないかな?」「自分に高級品なんて、身の丈に合ってないかも…」「経費にできないなら、もったいない」フリーランスとして活動していると収入の変動も激しく、高額な...
【即レスより自分のペース】駆け出しのクリエイターが覚えておきたい、自分にやさしい働き方
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「即レスしないと、依頼がなくなりそうで怖い…」「返事を待たせるのは失礼な気がする…」「即レスを売りにしていかないと強みがない…」駆け出しの頃って、目の前の仕事が生命線だからこそ、...

 

判断基準① 「いまの自分」の優先順位に合っているか

お仕事の方針を考えていくうえで、

まず大事にしたいのは、「いまの自分」の優先順位に合っているかということ。

 

たとえば、

  • 少し頑張りすぎてきたから、いまは自由な時間を優先したい
  • 生活にもっと余裕を持たせたいから、もう少し売上を上げていきたい
  • 貯金にも余裕が出てきたらから、やりたいと思った仕事だけやっていきたい

こんな感じで、過去の方針とか関係なく、「いまは何を大事にしたいか」を基準にしましょう。

 

一貫性がないと思うかもしれませんが、

生活スタイルも世の中の状況も日々変わっていくので、むしろその都度変わるのが普通なんです。

 

そして忘れないでほしいのは、他人の基準で選ぶとどこかで苦しくなってしまうということ。

 

あくまでも自分主体で方針を決めると、

「今年は頑張って来年は休もう」といった感じで柔軟に動きやすくなりますよ!

 

◆おすすめ記事

【正解がない働き方に疲れた】クリエイターが「これでいいのかな?」と思ったときに読む話
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「なんか最近、やってることが正しいのか分からない…」「目標もないし、方向性も決めきれない…」そんなふうに感じる日、ありませんか?とくにクリエイターさんの働き方って、「これが正解」...
【クリエイター向け】長く働ける体をつくることが最大の「お金の備え」になる理由を解説
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「もっと稼ぎたい」「安定した収入を得たい」と考えたときに、多くの人が思い浮かべるのはスキルアップや副業、投資ですよね。でもじつは、長く働ける体をつくることこそ、最大のお金の備えに...

 

判断基準② その仕事は未来の自分にプラスになるか

優先順位に照らして考えてみても迷うときは、

その仕事を受けることが、未来の自分にプラスになるかを考えてみましょう!

 

たとえば、

  • スキルアップにつながる
  • 実績として残せる
  • 作風の幅が広がる
  • 良い縁につながる

こういう明確な価値を見出せるなら、その依頼は受けたほうが未来につながっていきます!

 

逆に報酬が高かったとしても、

  • 自分が大事にしたい世界観とは合わない
  • あまり自分の意見を尊重してもらえてる気がしない
  • リスクや責任が報酬と見合ってない
  • ほかのお客様に向けるリソースを割かれる

こういう雰囲気を感じ取ったときは、断る勇気も大事です!

 

◆おすすめ記事

【クリエイター向け】上位1%・トップ層を目指さない、自分の価値観にあった戦い方のすすめ
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「上位1%に入るためには〇〇をしましょう」自己啓発系の本や動画を見ると、こんな言葉を目にすることがありますよね。独立開業して間もないタイミングのクリエイターさんは、一日でも早く売...
【フリーランス1年目に戻れたら】独立直後のクリエイターさんに伝えたいこと
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!税理士として独立開業してから時間が経ちますが、もしタイムマシンがあってフリーランス1年目の自分に会えるなら、絶対に伝えたいことがあります。この記事は、個人事業主としての独立経験を...

 

依頼を断っても、自分の価値や積み上げた土台は揺らがない

自分のなかで優先順位が明確に決まっていても、

ほんとうは「なんだかなぁ…」と思うような依頼でも、

  • せっかくのチャンスを逃すかもしれない不安
  • この先、仕事が来なくなるかもしれない恐怖

こういった感情に負けて、つい依頼を受けてしまうときもあると思うんです。

 

でも、個人事業主である以上、どの案件を受けるかは自分で決めていいんです。

さらにいえば、依頼を断っても、あなたの価値や積み上げてきた土台は揺るぎません。

 

すべての依頼が「ドンピシャ!」だったら理想ですが、実際はそんなことありませんし、

1つの依頼をお断りしたからといって、その後お仕事が来なくなることもほとんどありません。

 

日本国内だけでも数えきれないくらいの同業者がいて、

同じように数えきれないくらいのお客様がいます。

 

だからこそ、もし気が進まない依頼がきたときは、

「これを断れば、もっと自分に合った依頼がきたときに受注できる余裕を確保できる」

と思って、きちんとお断りしましょう。

 

断ることを自分に許してあげると、

今までよりも前向きな気持ちでお仕事ができるようになりますよ!

 

◆おすすめ記事

【合わない案件は断ってOK】クリエイターが無理なく仕事を続けるための考え方
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「せっかく来た仕事、断ったらダメかな…?」「仕事を選り好みできる立場じゃないけど、気が進まない…」そんなお悩みを持つクリエイターさん、正直多いんじゃないでしょうか。結論から言うと...
【仕事は7時間働かなきゃダメ?】クリエイターが働き方の思い込みを見直すヒント
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「今日は3時間しか作業できなかった…」「7時間くらい働けてないと、なんだかモヤモヤする」そんな気持ちになる日、ありませんか?でも、その労働時間の基準って、いったい誰が決めたんでし...

 

Q&A:受注に関するあるあるなお悩み

Q. 売上が不安定な時期は、依頼を選ぶ余裕がない…

A. そういうときは、優先順位が「生活費を稼ぐこと」なので積極的に受注してもOKです!

ただ、得られる報酬以上に失うものが多いように思う案件は、できる限りお断りしましょう。

 

Q. せっかく依頼の連絡をくれたのに、断ったら申し訳ない…

A. その気持ち、すごくよくわかります。

ただ、相手がどのような状況であっても選択権はあなたにあります。

もし、「自分に合わないな」と思ったときは作業にも気持ちが乗りにくく、

結果として作品の質の低下につながる可能性も高いので、お互いのためにも仕事は選びましょう!

 

まとめ │ お仕事の方針は、「いまの優先順位」で決めていい

  • 売上を優先すること、自分らしさを守ること、どちらも正解
  • 判断基準は「いまの自分の優先順位」と「未来のプラスになるか」
  • 自分に合わない依頼は断っても、あなたの価値・積み上げた土台は揺るがない

 

\ 将来を見据えてお金を整えていきたいときも /

「将来のための資産形成、何からはじめればいいんだろう?」

そんな疑問も、クリエイター特化の税理士があなたの状況に合わせてアドバイスします!

お問い合わせはコチラ!