【フリーランス1年目に戻れたら】独立直後のクリエイターさんに伝えたいこと

クリエイターのお仕事全般
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

税理士として独立開業してから時間が経ちますが、

もしタイムマシンがあってフリーランス1年目の自分に会えるなら

絶対に伝えたいことがあります。

 

この記事は、個人事業主としての独立経験を踏まえて

クリエイターさん向けに「1年目をうまく乗り切るコツ」をまとめました!

 

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1. できれば「食べるため」じゃなく「続けられる」働き方を

1年目って、とにかく仕事を取らなきゃ!

という気持ちが強くなりますよね。わたしもそうでした。

 

相見積もりサイト、クラウドソーシングサイトなどにいろいろ登録して、

「なんでもやります!」と必死に仕事を探す日々。

 

たしかにお問い合わせがきたことも少なくないんですけど、

なかには「この報酬でこの作業…?」と思うようなことも。

何回か引き受けて、「もうこういう仕事の取り方は無理だ」と心が折れました。

 

わたしに限らず、無理なスケジュールや体力的にきつい案件ばかりだと、数年後に燃え尽きます。

長く続けられるペースを作ることが、実は売上よりも大事!

 

  • 徹夜や休日返上が常態化しないようにする
  • 心身を回復させる「余白時間」を予定に組み込む

この2つは絶対に守りましょう!

 

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2. 会計・税金のことは「後でやる」は危険

これはわたしが専門職だからということもあるんですが、

会計ソフトへの記帳や経費の振り分けを「後でやる」のは本当におすすめしません!

 

わたし自身、最初は「簡単にできるから後ででいいや」と後回しにしてしまい、

年末年始になってから「アレどこだ?コレどこだ?」が何個も出てきて、

経費に入れられるのに入れ漏れた支出がいくつかありました…。

 

税理士がそんなことになるんだから、

会計・税務に馴染みのないフリーランス1年目だったら、もっと致命的なことにつながる可能性があります。

 

レシートや請求書は、溜めずにすぐ記録。

銀行口座やクレカも、仕事用と私用を分けておくことでこんなメリットが👇

  • 確定申告のときに慌てなくて済む
  • 経費の抜け漏れを防げる
  • お金の流れが見えることで安心感が生まれる

 

いきなり完璧にやる必要はないので、できる範囲で進めていきましょう。

必要に応じて税理士に頼る選択肢も!

 

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3. 人脈は「量より質」

コレ!!

本当にこれは声を大にしていいたい!

フリーランスとして働くのであれば、人脈は「質」を大事にしましょう!

 

1年目は異業種交流会やフリーランス向けのイベントに行く機会も多いと思います。

もちろん出会いは大切ですが、そういうイベントに来る人は基本的に「売りたい人」。

 

親身に話を聞いてくれてるように見えても、実は全然興味がなかったり、

だいたい積極的に声をかけてくる人は、怪しいセミナーへの招待や保険営業…。

わたしも数回行って疲れてしまいました。

 

友達と同じで、なんとなく知り合いを増やすより、

少数でも深く関われる関係を作るほうが後々プラスになります。

 

  • お互いの活動を応援できる相手を大事にする
  • 仕事だけでなく価値観も合う人とつながる

この視点で交友関係をつくっていくようにしましょう。

 

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4. 「仕事を選ぶ基準」を早めに持つ

1年目から仕事をいただけるって、本当にありがたいこと。

お問い合わせがきたら、ついついどんな仕事でも受けたくなりますよね。

 

でも、全ての案件が自分に合うとは限りません

手広くお仕事を受けられることは強みになることもありますが、

フリーランスとして独立したからには、自分がやる仕事は自分で決めてOK。

 

クリエイターさんなら、どんなお仕事でもこんな判断軸で考えてみるといいかもしれません。

  • 制作物の自由度があるか
  • スケジュールや報酬が適正か
  • 長期的なスキルアップにつながるか

 

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5. 自分を「商品」として大事に扱う

「社会人は体が資本」ってよくいいますけど、

フリーランスは、体調も時間もすべてが仕事の土台です。

 

とくに独立間もないタイミングは、1件の仕事が生命線。

だからこそ、無理をして壊れたら、収入も止まってしまいます

 

「お金を節約しないと…」っていう意識は大事ですが、

  • 睡眠・食事・運動を軽視しない
  • 好きな服やアイテムに投資して、自信を持てる自分でいる
  • 声や肌など“見せる部分”も磨く

こういったことも、健康に、自分らしく仕事を続けていくためには、

決して「無駄」ではないことを忘れないようにしましょう。

 

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Q&A:独立に関するあるあるなお悩み

Q. 1年目から税理士や専門家に相談したほうがいい?

A. 必須ではないですが、できれば相談すべきです!

最初に相談しておくと、その後の判断がスムーズ。

また、経費の線引きや帳簿づけは、後から修正するのって結構大変…。

 

Q. 1年目は貯金より投資に回したほうがいい?

A. 生活が安定しているなら、スキルや環境への投資はおすすめです。

ただし、まずは生活費3か月分の「生活防衛資金」を貯めるのが何よりも優先事項!

 

Q. 売上が少ないときはどう乗り切る?

A. 焦って値下げすることは基本的に悪手です。

「1年目だから…」と自分で自分を低く見積もる必要もありません!

できる限り適正な報酬で勝負して、空いた時間で作品作りや発信を強化するほうが長期的に効果があります。

 

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まとめ │ 1年目は「土台づくり」の期間だからこそ、大事に

  • 続けられるペースと働き方を意識する
  • お金と人脈の管理は早めに整える
  • 自分を大事にすることが最大の投資

1年目でつくった習慣や考え方は、その後ずっと続きます。

焦らず、自分らしいペースで積み重ねていきましょう!

 

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