こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
年末はセール、イベント、忘年会、帰省…などなど、
予定してなかった出費が発生しやすい時期ですよね。
とくに個人事業主さんにとっては絶好の節税タイミング。
「あれも、これも買っておこう」という気持ちで、ついお買い物し過ぎちゃう人が少なくありません。
そこでこの記事では、年末だからこそ大事にしたい手元のお金を守る考え方について、
やさしく整理してみました!
つい節税に意識が向きすぎてしまうクリエイターさんは、
ぜひ読んでみてください!
手元現金があるだけで気持ちに余裕が出る
あえて年末にお財布の紐を締めたほうがいい理由はシンプルで、
手元にお金がたくさん残っているとそれだけで気持ちに余裕が出てくるからです!
節税を意識しつつ事業に必要な機材を買いそろえたり、
同業者やお仕事仲間と親交を深めるための会食をすることはもちろん大事なこと。
でも、それでお金を使いすぎて「ぜんぜん貯金ないな…」という状況になってしまうと、
新年の始まりから気持ちに余裕が無くなり、質の悪い案件でも受けざるを得なくなります。
それにくわえてクリエイターさんのお仕事は波が生まれやすく、
自分が予定しているとおりには案件を獲得できないこともありますよね。
だからこそ、いまはいつも以上に「現金を守る」というスタンスを持っておくのがすごく大切。
ここで残しておいたお金が、来年の生活・事業を安定させる力になってくれますよ!
◆おすすめ記事


経費を増やすよりも、きちんと納税したほうがお金は増える
たしかに経費を増やして事業所得を少なくすれば、所得税・住民税や社会保険料は安くなります。
ただ、経費を多く使うということは、手元のお金がなくなるということ。
たとえば所得税率・住民税率・国民健康保険料率がそれぞれ10%と仮定すると、
100万円経費を増やすことでトータル30万円の節税ができますけど、
視点を変えれば70万円もお金が余計に出ていってるともいえますよね。
つまり、
利益を出す⇒税金を払う⇒お金を貯める、投資する⇒利益を出す⇒税金を払う
このサイクルを繰り返したほうが、じつはお金って増えていくんです!
もちろん手元資金に余裕があるタイミングで、
お仕事ですぐに必要な機材等を買うことは何も問題ありません。
そうではなく、
- セールで安いから今は使わないけど買う
- 年内に経費を使いたいから買う
こういう目的でお金を使ってしまうと、あとあと自分の首が締まっていきます。
お財布の紐が緩みやすい年末だからこそ、こういう点はしっかり検討するようにしましょう👇
- 来月以降、このアイテムは本当に必要?(使う場面がすぐ思い浮かぶ?)
- 仕事の成果にどれくらい関係する?(制作・発信・売上に影響する?)
- 買わなかった場合、困る具体的な場面はある?(代替手段の有無も含めて)
- 今の手元資金で買っても生活が厳しくならない?(あとで不安が出ない?)
これらを踏まえて合理的な理由が見つからないなら、それはまだ買うべきではないかもしれません。
◆おすすめ記事


ふるさと納税も無理してやらなくていい
さらにこの時期のトピックになりやすいのが、ふるさと納税ですよね!
ただ、ふるさと納税も無理してまでやる必要はありません。
ふるさと納税は返礼品があるからお得ではあることは間違いありませんが、
寄付した金額以上に税金が安くなるわけではないので、
節税というよりも税金の前払いに近いもの。
SNSもCMも「ふるさと納税、忘れずに」と過熱気味になる時期ですが、
寄付して数ヶ月後に返礼品をもらうことよりも大事なのは、いま目の前の生活を守ること。
もしあなたが、
- 手元の現金に少し不安がある
- 来月〜再来月の支払いがまだ読めない
- 寄附金で一気に数万円払うとメンタルが揺れそう
- そもそもそこまで返礼品に興味がない
こういうケースに当てはまる場合には、
ふるさと納税をしない選択をすることも立派な経営判断です。
◆おすすめ記事


年末の「手元のお金」を守る3つの行動
ここまでの内容を踏まえて、
クリエイターさんが年末だからこそやっておきたい3つの行動をまとめました👇
① 来月〜再来月の支払いを書き出しておく
支払いの見通しが立つだけで、使いすぎ防止になりますし、漠然とした不安が消えていきます。
クレカ引き落とし・サブスク・経費の更新など、ざっくりでOKなので、
トータルでいくらお金が出ていくのがを把握しておきましょう。
② すぐ必要じゃない「いつか使う」買い物は一旦メモして保留
いますぐ必要なわけじゃないお買い物は、いったんメモして数日寝かせましょう。
「欲しい!」と思ったときにすぐ買うのではなく、冷静に判断できるタイミングで検討するのが大事!
③ 手元現金の最低ラインを決めておく
たとえば「30万円は絶対にキープ」など、具体的な金額を設定するのがおすすめ!
「この金額は絶対に確保する」というラインを決めておくと、自然とお金を守る意識が生まれます。
いきなりお金を増やすことはできないからこそ、
着実にお金を守って、少しずつ手元資金を厚くしていきましょう!
◆おすすめ記事


Q&A:年末の資金繰りに関するあるあるなお悩み
Q. 手元資金はどこまで残しておけばいい?
A. 理想の水準としては、生活費6ヶ月分の貯金は確保しておきたいところ!
いま貯金が十分にないときでも、まずは生活費3ヶ月分を目指してお金を貯めていきましょう!
Q. 気付いたら口座のお金がいつもギリギリなのはどうしたら…
A. 貯金用の別口座を用意してお金を貯めましょう!
入金があったときにすぐ1割を別口座に移すようにすると、自然にお金が溜まりますよ!
まとめ │ 年末は「使い方」より「守り方」を意識するべき
- 年末は自然と支出が増える時期だからこそ、手元の現金を守る意識が大切
- 経費を増やして節税しても、結果的にはお金がなくなっていく
- ふるさと納税も無理してまでやる必要はない
\ お金を管理をもっとうまくやりたいときも /
「どうやってお金をコントロールすればいいか分からない…」
そんなお悩みも、クリエイター特化の税理士があなたの状況に合わせてアドバイスします!

