こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
目の前のお仕事を自分なりに精一杯こなすこと。
当たり前のように思えて、とても大事なことですよね。
ときにはお客様に満足してもらえる成果物をつくるために、
自分自身の人件費を度外視して作品制作に注力することもあると思うんです。
ただ、そういう生活が続くと体調が悪くないときでも、
「なんか、この生活をずっと続けていける気がしないな…」とか、
「自分がやりたいことって、本当にこれなのかな…」とか、
ちょっとしたガス欠みたいな状態になったりすることも。
そんなとき大事にしてほしいのが、すこしお仕事の手を止めてでも、
自分がどういう方向に進んでいきたいのかを見直す時間を取ること。
たったそれだけのことが、自分に大きなエネルギーを与えてくれることがあるんです。
ずっと走り続けると、どこに向かっているか見失いやすい
クリエイター業は、ひとつひとつの案件にまとまった時間を取られやすいお仕事なので、
あっという間に1年が過ぎて、「やるべきことに毎日追われているだけ」と感じやすいように思います。
とくに3~4年目くらいになるとお仕事が増えたことで収入は安定していても、
独立当初に思い描いてた「こうなりたい」とか、「優先したいこと」をなかなか実現できず、
漠然と「なにかが違う…」という感情を抱く人って少なくありません。
だからこそ、そういうときには一度立ち止まって、
あらためて目指したい方向性を確認する時間を持つことが大事です。
イメージ的には、「とりあえず沖へ沖へ」と船を漕いできたところから、
現在地と目的地を把握して、正しい方向に舵を取りなおして進んでいく感じ。
がむしゃらに前だけ見て進む時期も必要なことは間違いありませんが、
気持ちに迷いが出てくるということは、自分が目指したかった方向とはズレが出てきている証拠。
あとあと取り返しがつかないくらい迷子にならないよう、
そういう時こそ進むべき方向を明確にする時間をつくりましょう。
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方向性を確認するためにやるといいこと
ただ「方向性を確認する」と言われても何をやればいいか分からないという人も多いと思うので、
まずは、こんなことを試してみてください👇
- これから3年先、5年先、10年先の理想の姿をざっくり書き出す
- 「本当はどんな仕事、どういう働き方をしたい?」と自分に質問する
- これは自分がやらなくてもいいな思うことや、手放したい習慣を決める
- 今までのお仕事で、自分の満足感がとても高かった案件をいくつか挙げてみる
どれも数分でできることばかりですが、
文字にしたり頭で言語化するだけで、進む方向・自分にとっての優先事項が明確に見えてきます。
ぼんやりと「こうなりたい」「ああなりたい」って思うだけじゃダメなのは、
数日後には忘れてしまう可能性があるから。
逆に方向性が明確になると、実現をするためのステップも自然と考えられるようになりますし、
これからのお仕事の受け方も変わってきます。
ある日いきなり生活やお仕事をガラッと変えることはできなくても、
「この道を進んでいけば〇年後には実現できてる」と思えるだけで、お仕事の活力が湧いてきますよ!
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世間や自分のなかにある常識にとらわれる必要はない
これからのキャリアや叶えたい夢を考えるときに、
どうしても頭に出てくるのが染みついた常識ですよね。
たとえば、「40代の頃には週2日、3日しか働かない」という理想がどこかにあっても、
「もっと稼げるのにもったいない」とか、「もっと働くべき」とか、
つい「こうしたほうがいいかも」って、自分の中にある常識に邪魔されることがあると思います。
でも、その常識を守らないといけないなんてルールはありませんし、
誰かに迷惑をかけていないなら何も問題ありません。
むしろクリエイターさんの世界は、
- 王道じゃない道を選んだ人が成功する
- 一般的なキャリアの基準が当てはまらない
- 「普通じゃない」が強みに変わる
ということがよくあります。
だから、世間や自分のなかにある常識に沿っていないからといって、不安になる必要はなくて、
自分が心から目指したいと思える目的地を設定しましょう。
もちろん、具体的なプランもなく「3年後には1億円を毎年稼げるようになりたい」とかは、
常識うんぬんではなく実現可能性があまりに低く、実感が湧きにくいのでおすすめしません。
でも、「頑張れば手が届きそうなレベルで、実現してる未来を想像するとワクワクする」なら、
きっとそれこそが目指すべき方向性。
もちろん一度決めたら変えられない話でもないので、
心の栄養補給もかねて、自由に未来を描いてみましょう!
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Q&A:仕事の方向性に関するあるあるなお悩み
Q. 正直、自分が何を優先したいのかすらあまりわからない…
A. そういうときこそ、一度立ち止まって自分の将来を考えてみるのがおすすめ!
何をしてるときが一番楽しいか、どういう時に幸せを感じるかを考えてみると、見えてきやすいです。
Q. 現状の働き方が理想とは全然異なってる場合はどうすればいい?
A. そういうときこそ進みたい方向性を明確にすることが大事です!
いきなりお仕事のスタイルをまるっきり変えられなくても、
理想の働き方に向けて少しずつ変化をさせていくことはできます。
まとめ │ 一度手を止めることで見える未来がある
- 目の前のお仕事を頑張り続けるだけだと方向性を見失いやすい
- 方向性を明確にすることで、実現するための行動を起こしやすくなる
- 常識にとらわれずに、自分がワクワクする理想を持っておく
\ 理想を実現するためのサポートがほしいときも /
「理想を少しでもはやく実現するためにも、お金・税務を整えていきたい…」
そんな要望も、クリエイター特化の税理士があなたの状況に合わせてアドバイスします!
