こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
がんばって売上が増えたのに、なぜかお金が残らない…
そんな経験、ありませんか?
「生活費に消えた?」「なんか使っちゃってた?」
理由ははっきりしないけど、気づけば残高スレスレ。
そんなときに役立つのが、今回のテーマ、「目的別貯金」です。
ちょっと仕組みを変えるだけで、浪費が減ったり、将来の安心感が増えたり。
この記事では、クリエイターさん向けに気楽にできる方法をまとめたので、
ぜひ参考にしてみてください!
なんで「目的別」にするの?
ひとつの口座に全部まとめちゃうと、
いま自分が「何のために、どれだけ貯めてるのか」が分かりづらくなります。
気づかないうちに、余った分を使っちゃうことも…!
だからこそ、おすすめしたいのが「目的ごとに分ける」という考え方。
- 「この口座は税金用」
- 「こっちの口座は生活資金用」
こういった分け方をすることで、それぞれの口座残高を見れば、
今何に備えるためにお金を貯めるべきかが一瞬で分かるようになります!
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クリエイターにおすすめの5つの“目的”
特におすすめなのは、以下の5つにわけること👇
1. 税金・社会保険・生命保険用の口座
個人事業主ならここは絶対分けておきたいところ!
売上の25〜30%くらいを、入金があるたびにこの口座に移しておけるとかなり安心。
2. 将来のための“お金”
老後…とまでは言わなくても、「今後に備えて少しずつ」っていう貯金枠。
NISAとかiDeCoをこの口座代わりにするのもアリ。
3. 仕事道具・スキル投資用
パソコン買い替えやソフトのサブスク代、スキルアップの講座など、
「ちゃんと仕事につながる支出」ってありますよね。ここは惜しまず使いたいところ。
でも使いすぎて生活を圧迫しないように、ちゃんと“予算枠”を作るのがコツ。
4. プライベート楽しむ用
旅行、ファッション、趣味グッズ…
「楽しむためのお金」も、ちゃんと取っておいてOK!
むしろ、ここを我慢しすぎると続かないから、少額でも自分のご褒美枠を取っておくのが大事です。
5. 緊急用(生活防衛)
仕事が減った月や、体調不良で働けないときに助けてくれるのがこの口座。
まずは“生活費3ヶ月分”を目安にコツコツ貯めてみて!
余裕が出てきたら“生活費6ヶ月分”までほしいところですが、
一度貯めてしまえば、それ以降は他の口座に回してOK!
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Q&A:銀行口座に関するあるあるなお悩み
Q. 銀行口座、そんなに増やしても大丈夫?
A. むしろ、一つの銀行口座に多額のお金を預けておく方が、セキュリティ的にもリスキー!
もともと持っている預金口座に加えて、ネット銀行系の口座も作っておくのがおすすめです。
Q. とりあえず追加で増やすなら?
A. まずは生活防衛用の口座、その次に税金・社会保険・生命保険用の口座を作っておくのがおすすめ!
税金や社会保険は、本当に厳しいときは延納・免除ができますが、生活費は待ってくれないですからね…。
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まとめ│目的別に口座を分ければ、お金の管理もしやすくなる
- 売上が増えても、なんとなく使ってたらお金は残らない!
- 「目的別」に分けておくと、使いすぎ防止にもなる
- まずは生活防衛資金、その次に税金・保険用のお金を貯めよう
お金との距離感を見直すきっかけに、“目的別貯金”はじめてみませんか?