決算作業の手戻りを無くし、マネジメント層の意思決定にも役立つのは財務諸表の分析

融資・経営支援

こんにちは、三橋裕樹です!

会社が決算において
避けたいことの一つが手戻りですよね。

せっかく申告書まで作成したのに仕訳ミスが見つかると、
また一から資料を作り直さなくてはいけません…。

では手戻りを避けるためにどうすれば良いのか。

地味な方法ではありますが、
財務諸表の分析を進めることだと思います!

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指標ではなく勘定科目の動きをみる分析

財務諸表の分析というと、

思い浮かぶのは
流動性比率やROEといった指標を競合他社と比較することですよね。

株式投資をしている人からすれば
この指標による分析はやってて当然の話かと思います。

ただ、決算作業において大事なのは、
各勘定科目における増減の中身を見ていく分析。

「なんでこの勘定科目は増加したの?」

「逆に、なんでこの勘定科目は前期と同じ金額なの?」

こういったマネジメント層の疑問に対して
有用な回答を提供できるよう、

経営環境や当期の業績に照らして
勘定科目の動きを見ていく分析が財務諸表分析です。

勘定科目の動きを深堀り

どれだけ複雑そうに見える財務諸表であっても、
結局のところ各仕訳の集合体です。

そして仕訳は、
簿記のルールに従って取引を会計数値に反映したもの。

ということは売上を例にすると

  1. 前期と比較して通期の売上高が減少した
  2. シェアを奪われた、単価を下げた
  3. 競合他社の新製品がリリースされた
  4. イノベーションが起こりやすい業界

このように理由を深堀りしていくことができますよね。

主要な営業項目だけでも
深堀りを進めていくだけで、

ただ、財務諸表を見ているだけよりも
はるかに有用な情報を得ることができます。

また分析の過程で

「これ、どうしても納得いかない動きしてるなぁ」と思う事があれば、
仕訳をミスっている可能性が高いです。

つまり、分析の過程でミスを発見する機会が増えるので、

決算を締める直前になってからミスに気付いて
手戻りするという状況を改善できる可能性がグッと上がります。

分析の進め方

分析の進め方は、
ザックリ言うと前期数値との比較です。

まずは前期と当期の貸借対照表・損益計算書を並べて、
勘定科目ごとに増減金額を算出。

売上、原価、販管費をはじめとするPL項目はもちろん、
ストック情報であるBS項目でも増減が発生しているハズです。

増減金額を把握したら、
どういった理由で数字が増加(もしくは減少)したのか理由を考えていきます。

・ネット広告を出したことで新規契約数が増加?
・値上げをしたことで単価が上がった?
・運転資金の融資を受けたことで現預金と借入金が増加?
・設備の入れ替え投資で固定資産が増加して現預金が減少?
・コロナによる自粛要請で諸経費減少?
・期末日が休日で社会保険料が未払?

などなど、各勘定ごとに増減の理由がポロポロと出てくるハズ。

このような分析を主要な勘定科目で行い、
マネジメント層に報告できるようにまとめれば完成です!

 

最初はなかなかシンドイかも知れませんが、

実際にやってみると自社の活動内容がよく分かるようになり、
世の中の動きに対して財務諸表がどのように反応するかが見えてくるので、

ぜひやってみましょう!

記帳と申告だけが仕事ではない

経理というと、
仕訳を記帳して申告するだけの地味な部署のように感じてしまいますが、

会社の活動を数字に起こすことで、
事業計画に対して実績がどうであったか、

目指すべき利益を獲得するためには
何を解消していくべきか、

こういったことをデータで示すことができるブレインです。

マネジメント層の意識決定に有用な情報を提供できる財務分析を進めていきましょう!

 

◆編集後記

今日は、カリタのウェーブドリッパーとウェーブフィルターを初めて使ってみました!

使ってみると確かに雑味が少なくて飲みやすい気が…!
(思い込みかも知れませんが笑)
本当にコーヒーって奥深いですね!