カカオ豆を焙煎してチョコレートを作ってみる

プライベート

こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!

今日は休日ということで、生カカオ豆を焙煎してそこからチョコレートを作ってみました!

なんでカカオ豆の焙煎?

「なんでいきなりカカオ豆の焙煎?」

実は法人の同期に多趣味な人がいまして、一年半前くらいにカカオ豆の焙煎をやっていたんです。

その話を聞いた時は「相変わらず手の込んだことやってるなぁ」くらいにしか思ってなかったんですが、最近面白いことを探しているなかでふと思い出しまして。

「大変なんだろうなー」と思っていたのですが、ネットで工程を調べてみると材料と道具さえ揃えれば半日くらいで出来るらしい!

じゃあ今度の休日にやってみるか!という勢いそのままやってみることになりました笑

必要な道具・材料

必要な道具・材料は非常にシンプル。こちらのサイトを参考(丸パクリ)にしてます。

カカオ豆から作る、美味しく身体にやさしい本格チョコレートの作り方

私が使った食材はこちら。

  • 生カカオ豆(Amazonで500g 2,000円)
  • カカオバター(富澤商店で50g 350円)
  • ココナッツシュガー(富澤商店で100g 450円)
  • ナッツ&フルーツ(富澤商店で173g 540円)
  • 塩(家にあったもの)

あと、道具は以下のものです。

  • ガスコンロ(キャンプ用のバーナーで代用)
  • 焙煎用の手網*2(100均)
  • アルミのコンロカバー(100均)
  • アルミ網(100均)
  • ミルサー(よめっこさん)
  • シリコンの型(家にあったもの)

だいたいの物は家にあるものと100均で用意ができますが、ミルサーはこのよめっこさんなるものを用意しなくてはなりません。

ちなみにAmazonで買うと9,500円。(高い!)

普通のミルサーじゃダメなの?と思うかもしれませんが、カカオ豆に含まれる油分の粘度がかなり高いらしく、一般的なミルサーだとモーターが焼き切れてしまう可能性があるそう…。

法人の同期に聞いても「よめっこさん一択」と言っていたので、これを使うのが無難でしょう。

実際に作ってみる!

いざ実践!

お湯で洗う

まずは生カカオ豆100gを50度くらいのお湯で洗い、カビ、汚れ等をしっかり落としていきます。

本当はお米のように拝み洗いするのがオススメらしいですが、私は皮膚が強くないのでお箸を使ってます。

後々雑味が入らないよう、洗っている時に状態の悪い豆をピックアップしておくと良いらしいので、明らかに悪そうな豆だけ捨てました。

お湯に浸けてみて、色が変わらないようであればOK!そのまま30秒浸しておきます。

カカオ豆の焙煎

カカオ豆を洗い終わったら早速焙煎です!

濡れたまま手網に入れて、火が直接当たらないくらいの高さでひたすら振り続けます。

(我が家にはカセットコンロが無いのでキャンプ用バーナーで代用)

こんな感じで火が広がらないように筒を作ってあげて、かつ火が直接カカオ豆に当たらないよう筒の先に網を乗せるのがベストらしいですが、この状態だと空気がバーナーに入らず、火がすぐ消えてしまいました…。

(あと、熱がガス缶の上部に溜まり危険な気がします)

なので、筒を取って直接やることに。

バーナーなので火が上にしっかり立ちますし問題ありませんでした。

カカオ豆がポップコーンのようにパンパン弾けてくるまでひたすら振り続けます。(45分くらい)

振り続けるのは楽な作業じゃありませんが、カカオの良い匂いに包まれながらシャカシャカやってるとなんだか豊かな気分になれます!

ちなみに、焙煎中はカカオ豆のカスが散乱するので、予め広いシートを広げておきましょう。

薄皮を剥く

焙煎が完了したら、トレイにカカオ豆を広げて冷やした後、薄皮を剥いていきます。

カカオ豆をちょっと捻じるようにやると簡単に剥けてくれます。

剥き終わると一回り小さくて、光沢のある中身があらわに!

おー、なんか雰囲気出てきましたね!

この状態のカカオ豆をそのままで食べることもできます。味はチョコレート効果と同じ感じ。

豆を粉砕

剥き終わったらついによめっこさんの登場。

豆を入れてスイッチオン!一気に粉砕していきます。

ある程度粉砕できたら、湯煎したカカオバターを入れて撹拌します。

(ちなみに、20gは適当に決めた分量です笑)

ココナッツシュガーと塩を入れて味の調整

カカオバターの撹拌が終わったら、ココナッツシュガーを入れて味の調整をします。

小さじ1~2杯ほど入れましたが、それでも結構苦いのでもう少し入れても良いかもしれません。

あとはほんの少し塩を入れて撹拌し、馴染んだら完了です!

ボウルに移してテンパリング

ミルサーで撹拌が終わったら、ボウルに移してテンパリングをしていきます。

粒子を均等に細かくするべくヘラでチョコレートをすくい上げてボウルにひたすら擦り付ける作業。これが一番辛い…。

お湯の入ったボウルと冷水の入ったボウルをそれぞれ用意して、そのボウルの上でテンパリングを行います。

(本当は温度を測ってやるべきなんですが、手間なので適当にやってます笑)

45分くらいやって限界を感じたので終了。良い感じに馴染んてくれました!

型に移して、冷やせば完成!

あとは型に移し、40分くらい冷蔵庫に入れれば固まります。

チョコレートが固まった完成!

想像以上に美味しい!

早速食べてみました!

テンパリングをかなり頑張ってもジャリジャリした細かい食感は消えませんでしたが、味も風味も良くて想像以上に美味しかったです!

チョコレートがどういう工程を辿って作られているのか体験することもできましたし、豊かな時間を過ごすことができました。

だいたい3~4時間あれば作れますので、チョコレートが好きな人は一度やってみてください!

 

◆編集後記

この話を身内にしたら、「次回は大豆から豆腐?」と聞かれたのでそのうち作ると思います笑