こんにちは、三橋裕樹です!
個人事業主としての事業所得と、
副業レベルの収入である雑所得。
税金のメリットでいえば
事業所得の方が明らかにお得です。
ただ、その分やらなきゃいけないことも増えますよね…。
一番面倒なのが
会計システムへの記帳。
これがネックになって
みなさんレシートを溜め込んでしまうんですけど
実は会計システムへ入力を始める前に
やるべきことがありまして、
特にクリエイター業の方こそ
この方法を実践することを強くオススメします!
経費の領収証を性質ごとに分ける
一番最初にやってほしいことは
経費の領収証を性質ごとに分けること!
領収証が100枚あるとして、
そのすべてがまったく違う出費だなんてこと
基本的にありません。
特にクリエイター業の方であれば、
- 業界仲間との交際費
- 出版社や依頼者との会議費
- 仕事、買い出しの旅費交通費
- 画材、機材などの消耗品
- 画集、楽譜、音源などの新聞図書費
- ソフト利用の支払手数料
- 現地調査の取材費
- アシスタントさんに払う外注費
- 自宅兼事務所の家賃、水道光熱費、ネット代
- 公私で使うスマホ代
こんな感じでしょう。
Amazonで買ったとか、書店で買ったとか、
細かい違いはあっても支出の内容としては
だいたい上記に当てはまるハズ。
今溜まってるレシートや領収証を
それぞれの性質に分けてクリップ留めしてしまいましょう。
(同じ年内であれば、日付順はバラバラでも大丈夫!)
この整理が終われば
あとはそれぞれの出費内容ごとに
会計システムへ登録するだけでOK!
これならできそうな気がしませんか?
会計システムへの入力はパターン化
経費を性質ごとに分けてしまえば
あとはひたすら記帳をしていくだけです!
ここでイメージしてほしいのが
会計システムへの入力は
パターン化してしまうということ。
たとえば業務用の書籍なら、
日付、金額、買ったお店は違うかも知れませんけど
どれも新聞図書費であることは変わりません。
それなら、勘定科目を「新聞図書費」でセットして
新聞図書費でまとめたレシート、領収証を
金額、日付だけ変えて上から順に打ち込むだけ!
簡単ですよね!
ここで一点注意がありまして
現金で支払ったものについては
「事業主借」を相手勘定に選びましょう。
freeeであれば「プライベート資金」というものが
それに該当しますね。
詳細は省きますけど、
個人事業主の方が
ここで「現金」を選ぶと大失敗することに…。
あとは費目の性質ごとに
勘定科目を変えてあげればやることは変わりません。
まずパターン化することから始めよう
仕訳入力が大変になるのは
勘定科目、日付、金額がバラバラの状態で
会計システムへの入力をしようとするからです。
税理士や記帳代行会社であれば
日付順にまとまってくれていた方が
処理しやすかったりしますけど、
慣れていない方からすると
入力するタイミングで勘定科目を判断しようとすると
混乱しやすくなります。
まずは入力する前に資料を整理して
入力作業はパターン化。
これでだいぶ記帳がやりやすくなるので、
ぜひ参考にしてください!
◆新しいこと
ある不動産会社と電話。