自分の「疲れた…」に向き合った結果、コミュニティに馴染めなかった話

疲れた時・体調管理

こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!

コミュニティの力ってすごいですよね。

自分一人では分からないこともコミュニティの中で聞けば誰かしらが答えてくれますし、メンター・ライバル的な存在を勝手に見つけて成長のモチベーションにすることができます。上には上がいるもの。

またノウハウの蓄積もスピーディーに行うことができ、コミュニティ内の声がサービス改善に直結することも珍しくありませんので、win – win の関係を構築できる非常に価値の高い集まりといえるでしょう。

最近ではコミュニティマーケティングという手法をよく目にするくらい、何かしらのサービスに紐づいたコミュニティが数多く存在します(freeeのマジカチもその一つですね。)ので、自分が利用するサービスに関係するものくらいには属していた方が良いだろうなと率直に思います。

ですが、結局のところ私はコミュニティというものに馴染めませんでした。

コミュニティへの憧れ自体は今もある

冒頭に書いたとおり、コミュニティには非常に多くのメリットがありますし、憧れもあります。

実用的な面でもそうですが、それ以上に孤独を感じやすい独立士業にとっては皆でワイワイやれる空間ってとても魅力的です。

なんだか学生の頃の戻ったかのような気分を味わえる一方で、ビジネスにもメリットのある時間を共有できる。

こんな素晴らしいことってなかなか無いじゃないですか。

私もいくつかのコミュニティ(自己啓発含め)に属していたことがありますが、その輪の中に入っている時はやっぱり楽しいです。「やってる感」もありますので尚更です。

無意識に自分を偽って疲れてしまう

ただコミュニティに属していると、「あ、自分を騙してたな」と思う時が結構あるんですよね。

これは他の誰でもなく、自分が原因によるものです。

中途半端に八方美人な性格が原因だと思うのですが、無意識にコミュニティ内で求められていそうなキャラを演じてしまう傾向があります。

「もっとテンションあげなきゃ!」

「知らない人にどんどん話しかけていかなきゃ!」

「この良さを他の人にも伝えなきゃ!」

「気の利いたこと言わなきゃ!」

つまりコミュニティハイみたいな状態になります。

強制される場合もありますし、勝手に私がやっている場合もあります。

どちらにせよ、行動を決定した自分に責任があるので変わりませんが…。

一方、普段の私は特にお祭り騒ぎをしている訳でもなく、コミュニケーション能力が高いわけでもなく、それなりに生きています。昔は騒がしい人間でしたが、今は割と大人しいです。

そのため、ハイの状態を継続することに自分が耐えられません…。

 

あとは、結束力の強いコミュニティだと「お前、ファミリー裏切んのかよ!!」みたいな空気間が生まれる瞬間があったりしますよね。

そこに強烈な違和感を抱いたことは少なからずあります。

 

何はともあれ、こういったことが原因となり、ある日いきなり冷めてしまいコミュニティからひっそりと抜けるということを繰り返してきました。

継続することでその先が見えるよ!という意見もあるんでしょうが、私は自分の「精神的に疲れた…」を無視すると壊れることを自覚しているので、それと向き合い一人になるというのが今のところ結果的に正しい選択になっています。

ひとり時間が大好き

ただ、コミュニティに属せないことを特に悲観はしていません。それはそれで良いかなと思います。

孤独は嫌いですが一人は好きという面倒な性格もあって今の生活は気に入っていますし、義務感や付き合いでセミナー、懇親会といったイベントに参加しなくて良いという気楽さもあります。

コミュニティが当たり前の今だからこそ、私と同じようにコミュニティ疲れしてしまう人は無理せず一歩引いてほしいなと思いますね。