こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
フリーランスで活動していると、
売上・案件・評価…あらゆる面でメンタルが揺さぶられがち…。
そんなとき、つい頼りたくなるのが「占い」。
中には毎月、noteなどで定期購読している方も多いかもしれません。
では、この「占い記事の購読料」って経費にできるのでしょうか?
今日はこの”グレーゾーン”についてクリエイター向けにやさしく解説します!
① 原則として、占いは経費にならない
結論から言うと、noteで読んでいる占い記事の定期購読料は、原則として経費にはなりません…。
その理由は、
- 占いは事業と関係なくても読む人が多い(=プライベートでも読む)
- 客観的に「事業に必要だった」と説明しにくい
といった点があるからです。
経費にするためには、事業にとって直接的に関連性があることが必要なので、ちょっと難しい…。
ただ、自分もnoteで有料記事発信をしていて、
その売上をアップさせるために他アカウントで売れている記事を”研究資料”として買う。
こういうケースだと、100%は厳しくても50%経費化できる可能性はあると考えます。
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② どうしても経費にしたいなら「アドバイザリー契約」へ
一方で、同じ”占い”でも、経営者の意思決定サポートやブレイン的存在として契約している場合。
これは「アドバイザリー報酬」として経費になることもあります。
たとえば👇
- 毎月1回の対面・Zoomセッションがある
- 事業計画や商品リリースの相談にのってもらっている
- 請求書や業務内容の記録が残っている
このように、占いが”経営判断に活用されている”と客観的に説明できるなら経費性も認められやすいです。
まとめ|”娯楽”か”経営アドバイザー”かで扱いが変わる!
- noteで読んでいる占いは基本的に経費にならない
- 事業との関係性が証明できる場合は「アドバイザリー報酬」として処理も可能
- グレーな支出は無理に入れず、判断に迷ったら相談を
「これって経費になるのかな?」と思ったとき、
すぐ答えが出せない支出ほど、慎重に判断したいところです。