こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
結構前に書いた記事ですが、私は2019年8月上旬に日本政策金融公庫から創業資金として200万円の融資を受けました。
こちらがその記事です!
そしてその融資を受けてからもうすぐ半年が経過しようとしておりますが、結果的に事務所運営として融資を受けたことが正解だったのかどうか書いていこうと思います。
結果としては大正解!
結論から話しますと、融資を受けて本当に良かったなと思います!
生活資金と別に運転資金が確保されていることで、これほど精神的な余裕を持てるのかと痛感しました。
例えば公認会計士および税理士資格のライセンスフィーの支払いについて。
私の場合、以下の金額を支払う必要があります。
公認会計士の会費として半年に1回 51,000円
税理士の会費として四半期に1回 39,000円
これに加えて、住民税を四半期に1回支払う必要があります。
毎月の収入から個人的に積み立てて払っているのですが…。
それでもタイミングが重なってしまった場合、1ヶ月のうちに10万円以上の支払いがドカンとのしかかります….。
これに加えて家賃や固定費の支払い、会計・申告システムの利用料などを払うとなんだかんだ大きい金額に。
創業間もない時って本当にお金がガンガン減っていくので、生活資金や貯金だけを原資として支出していた場合は拡大にお金を向ける余裕なんて無くなってしまいます。
その点、日本政策金融公庫からの融資を受けられれば「完全に事業用に使えるお金」が確保できますので、生活資金さえ稼いでしまえば創業期から広告宣伝費や交際費にお金を投入することが可能となります。
まだまだ拡大不足な面はありますが、私はこのお陰で何となく事業を軌道に乗せられたように思います。
反省点
逆に反省点を挙げると、融資の着金先と返済用の口座を信用金庫にすれば良かったと感じてます。
これは融資を受けた後に、株式会社SoLaboの田原さんの本である
『独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方35の秘訣』を読んで学んだことです。
当然の話ですが、日本政策金融公庫は民間の金融機関の補完的立場でしかなく、融資を受けられる民間の金融機関が多いことで困ることはありません。
そこで日本政策金融公庫からの融資の着金先・返済用の口座を信用金庫にして、融資を受ける前に信用実績を積むことは資金調達の戦略上とても大事なことと言えます。
私の場合、まだ融資残高の7割近くが残高として残っているため直近で必ず融資を受ける必要がある訳ではありませんが、選択肢が大いに越したことはありません。
もしこの記事を読んでいる方が今後創業融資を検討されている場合は、ぜひ参考にしてみてください!