こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「このお仕事、いくらで提案しよう?」
「…いや、ちょっと高すぎるかな?」
「でも、安くしすぎたら自分が苦しくなるし…」
そんなふうに、価格を決めるときのモヤモヤ、ありませんか?
特に、駆け出しのクリエイターさんにとって、
“値付け”って想像以上にエネルギーを使うものなんですよね。
この記事ではそんな「価格の決め方」に悩むクリエイターさんへ、
少しでも心が軽くなる考え方を、ゆるっと届けられたらと思います!
「値付けのモヤモヤ」は、あなただけじゃない
「この値段を言って、断られたらどうしよう」
「高いって思われたらイヤだな」
「実績も少ないし、安くしておくべき…?」
こんなふうに不安になるのは、あなたに誠実さがある証拠。きっと真面目なんです。
でも、自分をすり減らしてまで「安くする」ことが、正解とは限りません。
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モヤモヤしたとき、こんな視点を持ってみて
①「価格=あなたの価値」じゃない
価格って、あくまで「商品やサービスに対しての金額」。
あなた自身の人間的な価値とは、まったく別の話です。
だから「高すぎたらどうしよう…」と悩む前に、
ちゃんと準備して、丁寧に仕事をしているなら、堂々と必要な金額を伝えて大丈夫なんです。
②「相場より安い=喜ばれる」とは限らない
たとえば、デザイン相場が3万円のところを「1万円でやります!」と提案したとします。
でも、相手はこう思うかもしれません。
「大丈夫かな?クオリティ低くない?責任持ってくれる?」
そう、安すぎると逆に“信頼されにくくなる”こともあるんです。
③ あなたの未来のために、“体力”は残してほしい
安く仕事を引き受け続けていると、
どこかで「もう無理…」ってなる瞬間が来てしまいます。
値付けって、相手のためでもあり、あなた自身を守るためのライン引きでもあるんです。
しんどさを我慢するのは、ちゃんと長く続けていくためにも避けましょう。
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Q. 「実績がないうちは安くする」ってダメなの?
たしかに最初は、自信もないし、経験も少ないし…。
でも「安くする」なら、その分はどこかで取り返す必要があります。
「限定価格です」「初回のみ」など、条件付きでやるのはアリ。
でも、それがずーっと続くと、次に値上げするときがすごく大変になります。
また、「自分はこの金額でもいいから」と思っていても、
同じように安い報酬で見積りを提示する人が増えると、業界全体の報酬単価を下げる原因になり、
結果的に業界を衰退させるトリガーになる、ということは知っておきましょう。
自分を守るためにも、業界を守るためにも、適切な報酬をもらうことって大切なことなんです。
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まとめ │ “値付け”は、自分との対話でもある
- 価格は、あなたの人間性を表すものじゃない
- 安すぎると、むしろ信頼されにくいことも
- 長く活動を続けるためにも、自分をすり減らさないことが大事
不安になる夜があってもいい。迷う日があっても大丈夫。
あなたの活動がちゃんと続いていくために、自分を苦しめないようにしましょうね。