【ボツ企画も経費OK?】クリエイターがやりがちな疑問を税理士が解説

クリエイターの税金
スポンサーリンク

こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「せっかく企画を考えて準備までしたのに、結局ボツに…」

そんな経験、ありませんか?

 

動画クリエイター・イラストレーター・漫画家・作曲家など、

作品づくりに関わる人なら一度はある”お蔵入り企画”。

 

でも、そのときにかかった費用、ちゃんと経費になる可能性があるんです。

この記事では、そんな「ボツ企画と経費」の関係について、やさしく解説します!

 

スポンサーリンク

結論:ボツになっても、仕事のための出費なら経費にできます!

「売上が出てないから経費にできないのでは?」と思う方も多いですが、

“売上”以上に関係あるのは”事業との関連性”

 

もちろん大前提として「収益性のある事業」であることは必要ですが、

使ったお金が仕事のためであれば、たとえ結果が出ていなくても経費にすることは可能!

 

◆おすすめ記事

【ソシャゲは経費になる?】漫画家・イラストレーターが知っておきたい“ガチャ代”の処理ルール
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「このゲームの課金って、経費にできるの?」YouTube配信、漫画制作、イラスト創作など、創作活動の中でゲームに関わる人にとって、ガチャ代や課金費用が経費になるかは気になるところ...

 

会計ソフトへの入力・帳簿づけもいつも通りでOK

会計ソフトでの入力も、いつも通りでOK。

特別な処理は不要です。

 

たとえば:

  • ボツ企画の交通費 → 旅費交通費
  • ロケ地見学の宿泊費 → 取材費・研究開発費
  • 企画のための撮影備品や資料→消耗品費・新聞図書費(資料代)

 

もし案件別に利益管理をしたいなら、

freeeなどで「タグ付け」や「補助科目」で管理すれば、あとあとラクに集計できます!

 

◆おすすめ記事

【領収書・レシート保存の基本】クリエイターが知っておきたい経費管理術
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!確定申告の時期に資料を依頼すると、領収書やレシートがごちゃごちゃしていて「何がどれかわからない!」という声、よく聞きます。特に、作曲家・漫画家・イラストレーター・動画制作者などの...

 

📝 ちょっと不安なら「備考」やメモを残そう!

「これってほんとに経費になるのかな…?」というときは、

その企画がどんな内容だったのか・なぜボツになったのかを軽くメモしておくのが安心です。

 

たとえば会計ソフトの取引登録する際に

備考欄に「●●企画準備のため」「現地ロケ予定だったが中止」

などと入れておけば、後から見返しても安心。

 

注意:プライベートな出費を“ボツ企画”でごまかすのはNG

プライベートな支出をごまかすための言い訳に使うのは絶対にNG!

「これはボツ企画のつもりで…」といって私的な支出を経費化するのは、

悪質な脱税行為として、税務調査時に重加算税の対象になりかねません。

 

税務署もそうした使い方をしてないか厳しく見てくるので、

あくまで”仕事のために使った費用”だけを経費化しましょう。

 

おすすめ記事

【クリエイター業向け!】スーパーで買った食材は経費になる?税理士が判断ポイントを解説!
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!作曲家・漫画家・イラストレーター・翻訳家など、日々クリエイティブに活動されているフリーランスの皆さま。日常的に買っている「食材代」って、経費になるのか気になったことありませんか?...

 

まとめ:ボツ企画もOK!登録方法もいつも通り!

  • 企画がお蔵入りでも、仕事のための出費なら経費になる!
  • 入力はいつも通りでOK。不安なときはメモを添えると安心。
  • プライベートな支出をごまかすのは絶対NG。

 

\ 経費処理が不安なら、クリエイター専門の税理士にご相談を! /

「これは経費になる?」「この資料代はどう扱えば?」

YouTube企画、新作準備のための先行投資なども含めたお悩みがある方は

クリエイター業に詳しい税理士に相談するのが安心です!

税務顧問はコチラ!