こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「ちゃんと稼げるようになったのに、なぜかお金を使うのが怖い」
「自己投資したい気持ちはあるけど、“減る”のがイヤで動けない」
そんな気持ち、ありませんか?
実はこれ、がんばってきたクリエイターにほど起こりやすい心理なんです。
この記事は、「お金が使えない不安」をほどいていく3つの視点をクリエイターさん向けにお伝えします。
①「減らしたくない」は、ちゃんと“守れてきた証拠”
そもそも「お金を減らしたくない」と思うのって、
ちゃんとコツコツ貯めてきた/守ってきた経験があるからなんですよね。
たとえば、コンビニで100円のコーヒーを買うのにも「無駄かも…」って考えちゃいませんか?
それって「無意識にお金を使ってしまう自分になりたくない」という、ちゃんとした自己コントロールなんです。
つまり、もともと守りのスキルが高い人の特徴。
だからこそ、ちょっとお金を使っても「自分はだらしない」と責める必要はゼロなんです。
②「失う」より「使うとこうなる」をイメージしよう
お金を使うときに、「減る」「失う」っていう言葉だけが先行すると、
心理的なブレーキがすごくかかります。
だからこそ、こんな問いかけしてみるといいかも👇
- この買い物で何がラクになる?
- 自分の生活にどんな変化が出る?
- 未来の売上にどう影響する?
こんなふうに、真面目に貯めてきた方は、“投資のリターン側”から見てみるのが大事です。
たとえば、5万円の椅子を買って「高いかも…」と不安になったけど、腰痛が減って作業時間が増えた。
これって、時間をお金で買ったとも言えるし、自分の働き方への“環境投資”でもあるんですよね。
「何に使ったか」より「どんな感情・成果につながったか」を見てあげると、納得しやすくなりますよ。
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③「○円までは使っていい」をルール化する
自由に使えるお金=なんだか不安…って感じるなら、
逆に“上限”を決めてしまう方が、気持ちがラクになることもあります。
たとえば、こんな感じ👇
- 月5万円までは“環境を整える”ために使う
- 収入の10%までは“未来の自分への投資”としてOK
こんなふうに、「使うことに根拠を持たせる」と不安がグッと減ります。
最初は不安でも、「ちょっとだけ使ってみて、振り返る」の繰り返しで、
だんだん“お金を活かす感覚”って育ってきます。
無駄遣いを増やす必要はありません。
でも自分を助けてくれる“小さな投資”を積み重ねていくと、もっとお仕事がなっていきます。
Q&A|「お金を使えない…」にありがちな悩み
Q. 使ったあとに「やっぱり無駄だったかも…」って毎回後悔します
A. 使ってみないと分からないこともあります!
「これは安心につながったな」「これは不安を増やしたな」ってメモしておくと、次の判断軸になりますよ。
Q. お金を使う=“堕落した”みたいな感覚があります…
A. それは、きっとがんばりすぎてきた証拠。
でも、自分の人生を心地よくするために使うお金は「堕落」じゃなく「整える行動」です。
Q. 収入が増えても不安が消えません…
A. あるあるです!
収入の金額よりも、「未来のために使う習慣」や「信頼できる判断軸」を育てていくと、安心感もちゃんと育っていきます。
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まとめ │ お金を“減らしたくない”は、あなたが大切にしてる証
- お金を守りたい気持ちは悪いことじゃない
- 「失う」じゃなく「活かす」視点を持とう
- ルールを決めると安心して使いやすくなる
お金って、感情とつながってるからこそ、焦らずゆっくり。
あなたのペースで「使っても大丈夫」って思える感覚を育てていきましょう!