こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「いつかは、創作を本業にしたい」
「でも、お金のことを考えると不安で…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
イラスト、音楽、動画、ライティング。機材やソフト、制作時間の確保…。
クリエイターの開業って、けっこう初期費用がかかるんですよね。
この記事ではそんなクリエイターさんに向けて、
「創業融資」って選択肢があるよ、という話をやさしくお届けします!
そもそも「創業融資」ってなに?
ざっくり言うと、開業したての人向けに、お金を貸してくれる制度です。
金融機関は、日本政策金融公庫や、信用金庫を利用するケースがほとんど!
創業融資のメリットは、自己資金が少なくても、
- これから本気でやっていくつもり
- ちゃんと収益の回収計画を立ててる
- お金の使い方に必要性・説得力がある
という前提があれば、お金を借りやすいということ。
今後予定しているビジネスの内容にもよりますが、100〜300万円ほど借りられることもあります。
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「借金」と聞くと、ちょっとこわい?
わかります。借金って言葉だけでドキッとする人、多いですよね。
でも、創業融資はクレカのリボとかと違って、金利がとっても低いんです。
たとえば、年利2%程度とか。
しかも返済も「1年間は元本の返済なし」とか、「月1〜2万円ずつ」みたいなペースでOKなことも。
つまり、「将来の売上で、ちょっとずつ返していく前提で準備ができる」ってこと!
また、創業間もないタイミングの融資なので「実績を見られない」のが大きなメリットです。
開業後、数年してから「お金ない…借りなきゃ…」と思っても、
実績を見て「返せる見込がなさそう」と判断されたら融資を受けることすらできません…。
事業を安定して動かしていくためにも、創業融資は積極的に検討しましょう!
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こんなときに、創業融資は味方になる
① 機材・環境をしっかり整えたい
動画編集用のPC、液タブ、DTM機材…。
ちょっといい環境をそろえようとすると、普通に10万〜30万はかかりますよね。
そんなとき、「必要な環境を一気に整えられる」のが創業融資のメリットです。
② 最初の数ヶ月、生活費に余裕がほしい
個人事業主は、最初の数ヶ月がとにかく不安定。
収入ゼロでも、家賃も食費も、止まってくれません…。
そんなときに、数十万円の余裕があるだけで、
「今月は勉強に集中しよう」とか、「営業に時間を使おう」って戦略が立てられます。
③「ちゃんと計画する」いい機会に
創業融資って、ただお金をもらえる制度じゃなくて、
「ちゃんと計画してます」ってことを伝えるためのツールでもあるんです。
つまり、そのためには自分のターゲット、強み、事業展開の方法を考える必要があるので、
自分自身の方向を決定していくためにもいい機会に!
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Q. よくある不安に答えます
Q. 「借金」って言葉がどうしても怖い…
わかります。私も最初はそうでした。
でも、冷静に金利と返済額を見てみると「これならいけるかも」ってなる方が多いです。
Q. 実績がなくても借りられるの?
はい、可能性は十分あります!
ポートフォリオやSNSの発信、コンテストの受賞歴なども、立派な“実績”として伝わります。
まとめ │ 融資は、やさしい「スタート支援ツール」
- 機材・環境を整える資金を先に準備できる
- 生活に余裕ができて、冷静な判断がしやすくなる
- 自分のビジネスの戦略をきちんと考えるいい機会になる
「自分には関係ない」と思ってた制度も、視点を変えたら“味方”になるかもしれません。
あなたの創作が、もっと自由に、のびのびできる未来のために、一度検討してみてはいかがでしょうか。