バズを追うほど消耗する理由と、自分のスタイルを守ることが収入につながる話

クリエイターのお仕事全般
スポンサーリンク

こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

クリエイターのお客様から、こんな相談をよくいただきます。

「最近、何を作りたいのかよく分からなくなってきた」

「最近バズってる絵柄、自分も取り入れた方がいいのかな」

 

バズった投稿のスタイルを真似て、伸びやすい構図を研究して、トレンドのタッチに近づけてみる。

数字はたしかに伸びたけど、なんか「これじゃない感」があるし、以前より楽しくない。

そういう経験、ありませんか?

 

じつは似た話がどの業界にもあって、

これはあなただけ感性が鈍ったわけでも、ビジネスが向いてないわけでもなく、

誰にでも起こりうることなんです。

 

スポンサーリンク

SNSや動画投稿サイトはバズを「正解」に見せる

SNSや動画投稿サイトはアルゴリズムに基づいて、反応が多い投稿をより多くの人に届けます。

つまり、バズった表現は「正解」としてより多くの人の目に触れて、

バズらなかった表現は「間違い」として静かに消えていく…。

 

見ている側からすると、

「伸びているものが良いもの」という印象が自然と刷り込まれちゃいますよね。

そしてその印象は、クリエイター側にも多かれ少なかれ影響します。

 

「自分の好きなスタイルより、バズっているスタイルの方が正しいんじゃないか」

「わたしが得意としてた表現方法は、もう時代遅れなのかもしれない」

 

気づかないうちに、こういう疑問や不安が頭の中に居座るようになって、

自分が今何をすべきなのか、今後どうお仕事に向きあっていけばいいのか分からなくなってしまう…。

 

「なぜ真似するか」が大事

誰かの表現から学ぶこと自体は、クリエイターとして成長するために欠かせない行為です。

いまバズっている作品から学べることもたくさんありますよね。

 

問題なのは、「学ぶために真似する」と「バズるために真似する」が、

やっているうちに混ざってくることです。

 

最初は「この人の線の引き方が好きで、取り入れてみたい」だったものが、

いつの間にか「この投稿のスタイルにすれば伸びるから」に変わっていく…。

 

動機がすり替わっていくと、

  • 伸びることが何よりも正義に思えてくる
  • 自分の好みより、反響をもらうことが大事と信じてしまう
  • 自分がつくりたい作品ではなくても、売れるために作り続ける

このループにハマってしまい、創作することそのものが少しずつ苦しくなっていきます。

 

「何を作りたいか分からなくなる」のは、誰にでも起こりうる

「見てほしい」「評価されたい」という気持ちは、創作の動機としてごく自然なもの。

そしてバズを追い続けた結果、自分のスタイルを見失うのも、

意志が弱いからでも、才能がないからでもありません。人間として自然な反応なんです。

 

他者からの評価が可視化される環境に長くいると、

ほとんどの人は無意識に「評価される自分」を演じて行動するようになるんじゃないかと思います。

しかもSNSやプラットフォームは数字として分かりやすいからこそ依存してしまうのも仕方ありません。

 

ただ、「自分が作りたいもの」より「他人が評価するもの」を優先することで、

自分の中で葛藤が生まれ続け、いずれは「自分のスタイル」というものが見えなくなってしまいます。

 

自分のスタイルを守ることは、長期的な収入につながる

税理士として多くのクリエイターさんをサポートしてきたことで分かったのは、

バズることと、仕事や収入が安定することは、必ずしも一致しません。

 

バズった投稿は、一時的に多くの人の目に触れます。

でも、その反応の多くは「トレンドへの共鳴」であって、「その人への共鳴」ではないことが多く、

実際に金銭の発生するビジネスとしてお客様になってくれるかは別の話。

 

一方で、自分のスタイルを持って発信し続けているクリエイターさんには、

少しずつ「その人の作るもの」を目当てに来るファンや仕事の依頼者が増えていき、

「その人じゃないとダメ」だからこそ、お仕事の単価アップにも直結していきます。

 

たしかに自分のスタイルを発信し続けることは時間がかかります。

SNSやプラットフォームでの評価も、周りとくらべて小さい数字かもしれません。

 

でも、フリーランスのクリエイターとして活動していくなら、

代替可能な存在になるより、代替不可能な存在になる方が長期的には圧倒的に価値が生まれやすいです。

 

具体的にどうすればいい?

もちろん「バズを無視しろ」と言いたいわけじゃありません。

SNSで反応を見ながら改善していくことは、知名度を得るためには有効な戦略です。

 

ただ、自分のスタイルを守り、育てていくためには、

「こういう作品を生み出し続けていきたい」と思えるものを、定期的に作り続けること。

この一つしかありません。

 

これらを踏まえると、

  • 自分らしいと思える作品を発表し続けていくことが基本方針
  • 知名度アップを狙うために、あえてたまにバズを狙う作品を作る

この2つを意識的に組み合わせていくことが、

消耗を避けつつ、長期目線で自分のブランドを育てていく戦略になっていきます。

 

まとめ:バズを追いかけることより、大切なこと

  • 真似すること自体は悪くなくて、動機がすり替わることが問題
  • 「あなたじゃないと嫌だ」という人が増えることが、長期的な収入の安定につながる
  • 長期目線を持ちつつ、短期的な戦略を組み合わせるのがおすすめ

「あなたに仕事を頼みたい」と言ってくれるお客様を地道に増やしていくことが、何よりも大事です!

 

\ 本業に集中できる時間を増やしたいときも /

「お金のことを誰かに任せて、本業にもっと集中したい…」

そんなお悩みも、クリエイター特化の税理士があなたの状況に合わせてサポートします!

お問い合わせはコチラ!