シックリこないものは買わない、売らない

独立開業

こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!

あくまで自分の中の価値観ですが、

魅力的に見えても実際に手に取ってみるとシックリこないものは買わないですし、お客様にもそういうサービスを売らないようにしています。

思考停止の「お似合いですよ」

シックリきてないものを買ってしまうと後々後悔が大きいです。

日常生活で遭遇するのは洋服を試着した時など。

自分的には「うーん、イマイチかな」と思うのに、カーテンを開けて店員さんに見てもらうと巧みな言葉で「お似合いですよ!」と言われ、ついつい買ってしまったなんて経験もあるでしょう。

誉められると嬉しいものですが、店員さんの仕事は数を売ることなので「この人、何も考えずにとりあえず誉めているな…」と感じることは少なくありませんし、人によっては頼んでもないのに選んだ商品より高いモノを持ってくるなんてこともあります。

そういうものを買うと、帰宅後に「無駄にお金使っちゃった…」と凹みますし、場合によっては店員さんに対する怒りが出てきます。(買わないのが一番ですが)

お客様に合わないならオススメしない

独立した今、私も晴れてお客様にサービスを売る立場になりました。

一応保険代理店の登録をしているので、お客様から「節税目的で保険入ろうと思うんだけど」とお声掛け頂くこともありますが、お客様にヒアリングを行い、特に保険としての機能を求めていない場合には契約しないよう勧めています。

また、顧問契約を依頼された場合であっても、お客様の状況を鑑みて確定申告プランで契約することもあります。場合によっては他の税理士先生を紹介することも。

どちらもお客様から当初頂く要望通りにした方が事務所としての売上は伸びるのですが、それでは私自身が「なんか詐欺みたいだな」と感じてしまいシックリきません。

売り手である私がシックリこないならお客様もシックリこないでしょう。

遺恨を残さないために

他の業界でもそうだとは思いますが、税理士業界はお客様に信頼してもらうことが何より大事です。

手数料欲しさに保険契約を勧めたり、特に相談に乗りもしないのに顧問契約を締結するようであれば、お客様は「裏切られた」と感じるでしょう。

そのような税理士が増えていけば「税理士はダメ」と業界全体の信用失墜にもつながります。これは避けなくてはなりません。

どうしても合う、合わないがあるので全てのお客様に気に入って頂くことは難しいとは思いますが、仮に解約されるとしても遺恨は残したくないものです。

そのためにも、シックリこないものを売らない、というスタンスは大事だと考えています。

 

◆編集後記

リングフィットで多少を追い込んだからか、背中の左側に強い張りを感じます…。何事もほどほどに、ですね。

ようやくサイクロンマグナムのボディ切り取り、ステッカー貼り付けが終わりました!ボディを切り取るのも楽しいんですが、自分の不器用さにイライラしてくるので、次回仮に買うとしても同じタイプのは避けるようにします…。