個人事業主として独立する前に覚えておいた方がいい3つのこと

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

開業前、開業直後の方とお話すると
「これ、よく聞かれるな」ということが結構ありまして。

そのなかでも覚えておいた方が良いことを
3つほど記事にします!

年末調整について

個人事業主として独立すると
会社が年末調整をしてくれなくなります。

もう社員じゃないんですから当然ですね!

そのため個人事業主のお客様から

「年末調整もやってくれますか?」と
聞かれることが結構多いんですけど

年末調整は
ミニマム確定申告のようなもの!

そのため、個人事業主として確定申告するなら
年末調整を誰かにやってもらう必要がありません。

ただの二度手間ですからね…。

 

個人事業主であっても
誰かを雇ってお給料を払っているなら
雇われている方の年末調整が必要になりますけど

一人で仕事をするのであれば
年末調整を気にする必要はないと覚えておきましょう!

健康保険の任意継続について

会社を退職するとき
加入していた健保組合を任意継続することができます。

(最長2年間!)

「国民健康保険は高い」という話は
会社に勤めている人でも耳にすることがあるようで

独立直前のお客様から相談を受けると
健康保険は任意継続するつもりという方が結構います。

ただ、会社員のときは
自分の健康保険料を会社が半分負担してくれますけど

任意継続の場合は
100%自己負担に変わります。つまり2倍!

そうなると前年の所得によっては
国民健康保険に加入した方が安くなることもあるので

健康保険料を少しでも安く済ませたい人は
一度シミュレーションしてみることをオススメします!

稼ぎに関係なく確定申告

これも忘れないようにしたいのが
稼ぎに関係なく確定申告をすべきということ!

赤字なら所得税の確定申告をしなくても良いとはいえ
青色申告の確定申告書を提出すれば赤字を繰り越せますし

なにより会社を辞めると源泉徴収票が発行されないので
確定申告書だけが自分の稼ぎを示してくれる書類になります。

また、確定申告をしなければ
公的な課税関係の書類も発行してもらえなくなるので

プライベートでお金や物件を借りるときに
手続を進められなくなることも…。

(進められても審査落ちする可能性が高くなります)

 

個人事業主になるなら
今まで会社がやってくれていたことを自分でやらなきゃいけません。

そのため税金、社会保険料周りの知識は
サラっとでも良いので身につけていくようにしましょう。

 

◆新しいこと

マクドナルド ガーリックシュリンプ。