こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「法人化したけど、経費の支払いは個人事業主のときと同じ…」
「経費、うっかり自分のクレカで払っちゃった…」
それって、“法人なり直後あるある”です。
今日は、社長(あなた)が法人の経費を立て替えたときにどう処理すればいいか、わかりやすく整理してみます!
① 結論:月1回くらいのペースで「経費精算」を
法人化しても、プライベートの財布と法人のお金が混ざってしまう…それ、よくあることです。
自分ひとりの会社だとなおさら、個人事業主の時と同じ感覚で処理しちゃいますよね。
でも、放置すると税務調査で突っ込まれるリスクも…。
おすすめは👇
- 「月末締め・翌月10日払い」などルールを決める
- 経費精算書(ネットにある無料テンプレでOK)を作る
- 法人口座から社長個人の口座に振り込みで精算
これだけで、ぐっとクリアに運営できますよ!
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② 仕訳の基本はこうなります
たとえば、社長が個人カードで交通費を立て替えた場合👇
【経費計上時】
旅費交通費 ×× / 役員借入金 ××
【経費精算時】
役員借入金 ×× / 普通預金 ××
従業員が立て替えたときは「未払金」になるだけで、仕組みは同じです!
③ freeeを使っている人は”口座の初期設定”に注意!
freee法人アカウントでは、初期設定のままだと「現金」口座で処理されてしまうケースがあります。
でも実際には、あなたの財布=法人の”現金”じゃないですよね?
(個人事業主のときの「現金」と「事業主勘定」の違いと同じです)
なので、「役員資金」などに科目を変える or 設定を変更しておくのが安心です💡
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まとめ|社長の立替は「精算の仕組み」が命
- 月1回の経費精算ルールをつくろう
- 会計処理は「役員借入金」で記録
- freeeやマネフォの設定も一度見直そう
法人運営って、細かいところから整えるだけでぐっとラクになるんです。
大事なポイントをしっかり押さえて、経費登録を正しく行いましょう!
\ 法人化したばかりでお金の流れが不安なら /
「freeeの設定、ちゃんとできてる?」
「立替経費どう処理するのが正解?」
そんな疑問は、法人にも強いクリエイター専門の税理士が一緒に解決します!