こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
動画配信するクリエイターさんは機材も色々お金がかかりますよね
リングライトを買ったり、三脚を立てたり、背景用にグリーンバックを用意したり…。
そんなときによく聞かれるのが、「これ、経費にしていいの?」問題。
というわけで今回は、
リングライト・三脚・グリーンバックなど、撮影機材の経費ルールについて、やさしく解説していきます!
① 業務に必要なら、基本的に経費でOK!
まず大前提。「業務に必要な支出」なら、経費にして大丈夫です。
たとえば、こんな使い方をしていれば問題なし!
- 配信や動画制作で明るさを整えるために使うライト
- 作業風景や制作過程を撮影するためのカメラスタンド
- 背景をきれいにするために使うグリーンバック
プライベートでも少し使うことがあるかも知れませんが、「主に仕事用」ならOKです。
(逆に、完全に趣味用途だったら経費にはできないので注意!)
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② 高額な場合は「減価償却」に注意!
もし購入価格が10万円以上の場合は、「減価償却」というルールが関わってきます。
(青色申告していれば30万円未満なら全額買った年に経費OK)
「減価償却」っていうのは簡単に言うと、
何年かに分けてちょっとずつ経費にしていこうねという考え方。
ただし!
配信機材はそこまで高額じゃないことも多いので、
実際には「消耗品費」として買った年に経費処理してOKとなることがほとんどです。
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③ 領収書・使い方メモは絶対残しておこう
経費にするときは、必ず「これは何に使ったのか」が説明できるようにしておきましょう。
- 購入時の領収書(レシートでもOK)
- 「配信用に使用」とか、ひとことメモ
これがあるだけで、あとから税務調査で聞かれても安心です!
「このライトはYouTube配信用に使ってます!」って主張するだけでなく、
実際にどういう風に使っているのか写真に取っておくのもベターですね。
Q&A|よくある疑問まとめ
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Q. 普段の生活でも使ってるライトは経費にできる?
はい、主に仕事目的で使っていれば、経費にできます!
ただし、プライベート用途がメインなら難しいです。
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Q. Amazonやネット通販の領収書でもいいの?
もちろんOK!
注文履歴から領収書データを保存しておくか、PDF出力して保管しておきましょう。
Q. グリーンバックの自作費用(布・フレーム代)も経費?
はい、もちろん経費OK!
業務のために自作したなら、材料費もしっかり経費計上しましょう!
Q. 撮影スタジオのレンタル費も経費になる?
はい、業務で使ったならOKです!
スタジオ利用料、備品レンタル代なども忘れずに。
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まとめ|「業務に必要だった」と説明できればOK!
- 撮影や配信のための機材は、基本的に経費OK
- 10万円超えたら「減価償却」に注意
- 領収書・使い方のメモをしっかり残そう
動画や配信のお仕事を支えるための出費なら、ちゃんと経費にできることが多いです!
経費の漏れがないように記録を残していきましょう!
\ 撮影・配信にかかった出費、経費にできる? /
「これってどう処理すればいい?」
「他の人はどうしてる?」
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