こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
確定申告の準備をするときは、いつも経費や収支をふりかえる絶好のタイミング。
この前の確定申告で書類を整理しているとき、
ふと「これ、毎月払ってるけど全然使ってないな…」って気づいたことありませんか?
そう、それが“サブスク沼”。
動画配信、音楽、デザイン素材、オンライン講座、クラウドストレージ…
気付けばいろんなサービスに入ってて、月5,000円以上かかってる人もめずらしくありません。
確定申告はまだ先で、時間に余裕を持ちやすい今だからこそ、
クリエイターさんが、無駄なサブスクを整理してお金をうまく活用するきっかけになればいいなと思います!
「念のため…」で入りっぱなしになってるサブスク、ありませんか?
たとえばこんなサブスク👇
- いつか使うかもと思って契約した素材サイト
- 自己投資として始めたけど、途中で開かなくなった学習サービス
- 無料期間中に解約しようと思って忘れてたアプリ
こういう“眠ってるサブスク”って、意識しないとずっとお金が流れ続けてしまうんですよね。
確定申告のときは「まぁ経費になるからいいか」とゆるく考えてしまいますが、
フリーランスって、毎月の収支が安定しにくい分、支出管理が超大事。
もしこの前の確定申告で見つけた、無駄なサブスクがあるようなら早速解約しましょう!
申告に向けた書類整理=お金の使い方を見直すチャンス!
1年後の確定申告に向けて、
レシート・クレジットカードの明細整理を今のうちから少しずつできるとベター。
整理をするときって、レシートや通帳・クレジット明細を軽く見返しますよね。
すると、この前の確定申告では余裕がなくて気付けなかった「謎の出費」も出てきやすいです。
まさに、それが見直しポイント!
おすすめは、この流れ👇
- 数か月分の明細(ネットバンキングやカード明細)をざっと見る
- 「これ、なんだっけ?」って思ったサブスクをリストアップ
- すぐに使ってないなら、アカウント停止 or 解約予約
もし、1年分の支払が済んでしまっているようなサブスクがあって、
まだ、「少し使うかも」ってときはカレンダーアプリやリマインダーに「◯◯解約期限」と入れておくと安心!
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経費になるサブスク・ならないサブスクの見分け方
せっかく見直すなら、経費にできるかどうかも合わせてチェックしたいですよね。
たとえばこんな感じです👇
● 経費にできる可能性が高いもの
- Adobe(Illustrator、Photoshopなど)
- 動画編集ソフト(Premiere Pro、Final Cutなど)
- 音源・効果音素材、フォントなど制作に使うもの
- ビジネス系の有料note、Canva Proなどのツール
● 経費にできないことが多い or 按分が必要なもの
- Netflix、Disney+などの娯楽系
- ゲームアプリの課金(業務と関係なければNG)
- 自己啓発系で業務と関係が薄いサロン
経費になる・ならないの判断は「事業との関連性」がカギ。
迷ったら、ひとりで判断せずに税理士に相談してくださいね。
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「解約して終わり」じゃなくて、使い方を”再設計”しよう
使ってないサブスクを解約して、月3,000円浮いたとします。
年間で36,000円。結構な額ですよね。
この浮いたお金、ただ貯めるだけじゃなくて、「今の自分に必要なもの」へ回してあげるのがおすすめ。
たとえば…
- 肌や体調に悩んでたら、美容クリニックや栄養相談へ
- 在宅仕事が多いなら、デスク周りの快適グッズをアップデート
- 新しいスキルに投資したいなら、気になる講座を試してみる
節約=我慢じゃなくて、お金を使う先を「選び直す」っていう感覚が大事なんです。
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Q&A|よくある疑問
Q. サブスクの支払いはプライベート用カードでも経費にできる?
A. 事業用であればOK。ただし、領収書の保存は変わらず必要なので注意!
Q. 複数のサブスクをまとめて見直す方法は?
A. クレジットカードの明細や、アプリストアの定期購読一覧を活用すると、一覧で把握しやすいです。
Q. 解約しづらいものが多くて後回しにしてます…
A. 気持ち、わかります。でも「使ってないのにお金だけ払ってる」状態って、地味にストレス。
時間のある今だからこそ、1日1件ずつでも見直してみましょう!
まとめ │ 申告に向けた書類整理は、お金の使い方を整えるタイミング
- 申告に向けた書類の整理は、サブスク見直しの絶好のチャンス
- 「なんとなく続けてた支出」を見直せば、毎月の安心感もアップ
- 解約で浮いたお金は、”今の自分”にちゃんと使ってあげよう
サブスクって便利だけど、「使ってるつもり」で続けてるものも結構あります。
せっかく頑張って稼いだお金、ちゃんと意味のある形で使っていけるようにしましょう!