【レシートを無くしたら?】出金伝票で経費にする方法をクリエイター向けに解説!

クリエイターの税金
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「あれ?この前買った画材のレシートどこいった…?」

そんな経験、ありませんか?

 

イラスト制作や機材購入など、ちゃんと仕事に使ってるのに

レシートや領収書を無くしちゃうと「これってもう経費にできないのかな?」と不安になりますよね。

 

結論から言うと、出金伝票という補足書類を使えば、レシートが無くても経費にできます!

この記事では、出金伝票の使い方・書き方・注意点をカンタンに紹介します。

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出金伝票ってなに?

出金伝票=「お金を支払ったこと」を記録する紙です。

出金伝票はその名のとおり、

出金があったことを主張するための伝票。

レシートや領収書が無い場合、

「ちゃんと経費で払いましたよ!」という証拠としてこの出金伝票が使えます。

100円ショップや文具店、ネットでも簡単に買えるので持っておきましょう!

 

出金伝票の書き方【カンタン6項目】

出金伝票に書く内容はこれだけ!

  • ① 日付(支払った日)
  • ② 勘定科目(例:消耗品費・交通費など)
  • ③ 内容(何を買ったか、どんな支出か)
  • ④ 理由(なぜレシートが無いのか)
  • ⑤ 支払先(お店や相手の名前)
  • ⑥ 金額(支払った金額)

「レシートに書かれていそうな内容をそのまま記録する」イメージ。

 

実際に見てみましょう!

買ってきた出金伝票の表紙をめくるとこんな感じになっています。

 

そこから一枚とって、こんな感じで記入をします。

金額の下に斜線を入れるのは、あとから勝手に数字を追加できないようにする工夫です。

(ちょっと前時代的でやらなくてもOKですが、慣習としてよく使われます)。

 

出金伝票を使ったら、どう保管する?

他のレシートと同じ場所にまとめて保管しましょう。「出金伝票だけ別に保管」は絶対NG!

どこに行ったかわからなくなってしまうので、

封筒やファイルに「レシートと一緒に」入れておくのがベストです。

無くさないためには保管場所を一つにまとめる。これが鉄則です!

 

◆参考記事

【領収書・レシート保存の基本】クリエイターが知っておきたい経費管理術
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出金伝票が役立つシーン3選

「普段ちゃんとレシート取ってるし、使うことないかも…」

なんて思いきや、意外と使う場面が多いんです!

  • ✅ 電車移動でICカードを使ったけど履歴を出し忘れた
  • ✅ ご祝儀や香典など、領収書が出ない場面で支払った
  • ✅ 打ち上げで割り勘したけど、まとめて払って領収書が出なかった

「ちゃんと払った」ことが明確なら、出金伝票で記録しておくのは全然OKです!

 

まとめ:出金伝票はクリエイターの“保険”です!

  • レシートや領収書が無いときは、出金伝票で補う
  • 書き方はカンタン6項目を押さえるだけ
  • 他のレシートと一緒に保管しておけば安心!

普段の経費管理ではあまり出番がないかもしれませんが、

いざという時にあると安心な「お守り的アイテム」でもある出金伝票。

1冊100円程度なので、まだ持ってない方は今のうちにゲットしておきましょう!

 

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